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離婚したい。でも、明日から住むところがない。
10年専業だった。職歴は途切れていて、資格もない。
子どもはまだ小さい。実家は頼れない。
「無理だな」で毎回終わる。
そして、終わったあとも生活は続く。
※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。
まずはこの相談から
調べるほど無理だと思って、調べるのをやめました。
同じ状況から出られた人、最初に何をしましたか
最初にやったのは、離婚の手続きじゃなくて「自分がいくらで暮らせるか」の計算でした。
やってみたら、想像してた金額よりだいぶ低かったです
でも数字が出たら、足りない分だけ考えればよくなったので、結果的にはラクになりました
私は7年迷って、結局出ました。あの7年がいちばんもったいなかった
児童扶養手当、住宅の支援、就労の支援。知らないだけで使えるものがけっこうあります
「お金がないから無理」の中身を、分けて考える
お金がなくて動けない、と一言で言いますが、中身は3つに分かれます。
1. 出ていくための一時金(引っ越し・敷金・家電)
2. 毎月の生活費(家賃・食費・光熱費・保育料)
3. 受け取れるはずのお金(財産分与・養育費・年金分割・公的支援)
ほとんどの人が絶望するのは、1と2だけを見て、3を計算していないからです。
3は、感情ではなく制度の話です。知っているかどうかだけで金額が変わります。
そして、知らないまま話を進めると、本来受け取れるものを放棄したまま終わります。
家や住宅ローンが絡む場合はとくに複雑なので、離婚で住宅ローンが残った家はどうする?(ママFPのお金相談所)のような、お金の専門サイトで先に仕組みを押さえておくと話が早いです。
数字を出すのが怖い、は正常です
計算したら本当に無理だとわかってしまいそうで、怖い。
この感覚はとても多くて、そしてほぼ全員が同じことを言います。
ただ実際には、数字を出したあとに起きるのはこうです。
・無理だとわかる → いつまでにいくら必要かがわかる
・いけるとわかる → 迷う理由がなくなる
どちらに転んでも、今より状態が悪くなることはありません。
悪くなるのは、わからないまま年数だけ増えていく場合です。
実際にお金の不安から動けない話は、離婚したいけどお金が不安な話にも書いています。
今日からできること(3つだけ)
1. 自分ひとり(+子ども)の1か月を、ざっくり計算する
正確でなくていいです。家賃、食費、光熱費、保育料、通信費。
ネットで地域の家賃相場を見るだけでも、輪郭は出ます。
この1枚が、すべての判断の土台になります。
2. 行政の無料相談を1回だけ使う
市区町村の女性相談・ひとり親支援の窓口、法テラス。
まだ離婚を決めていなくても相談できます。「決めていません」と言って大丈夫です。
目的は、使える制度の名前を知ること。名前さえわかれば、あとは自分で調べられます。
3. 収入の入口を、細くていいから1本つくる
いきなりフルタイムを目指さなくていいです。
月に3万でも自分名義の口座に入ってくると、「ゼロ」ではなくなる。
この差が、精神的にはいちばん大きいです。
職歴のブランクが不安なら、在宅・時短の求人を見るところから。
応募しなくても、条件と金額を知っておくだけで計算の材料が増えます。
数字を出すのがまだ怖いなら、月3万を自分の口座に入れる話も合わせてどうぞ。
最後に
今日、離婚するかどうかを決めなくていいです。
むしろ、決めないまま数字だけ持っておくのがいちばん強い。
数字を持っている人は、我慢しているのではなく選んで残っている状態になります。
同じ生活でも、これは本当に違います。
まずは、家賃相場を1つ調べるところからで大丈夫です。

