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20代のときは、なんとなく始まって、なんとなく終わっていた。
今は、始める前に考えることが多すぎる。
この人と続かなかったら、また何年か無駄になるんじゃないか。次はもうないんじゃないか。
そう思っているうちに、動けなくなる。
まわりは結婚して、子どもの写真が流れてきて、
自分だけ止まっている気がする夜がある。
※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。
まずはこの相談から
20代のときみたいに人を好きになれなくなりました。
いいなと思っても、その先を計算してしまって、動けない。
これって、もう恋愛できないってことですか
20代の私はノリで付き合って、ノリで3年溶かした
普通に3ヶ月くらいかけてゆっくり進んだ。
そういう始まり方もある
私は「取り残される怖さ」だった。相手が欲しかったわけじゃない
友達の結婚報告を見た日だけ、急に婚活したくなるので
30代で恋愛が重くなる、3つの理由
1. 失敗のコストが上がったように感じる
20代の3年と、30代の3年が、同じ重さに感じられない。
実際には同じ3年なのですが、残り時間を意識し始めたので、体感が変わります。
だから慎重になる。慎重になるのは劣化ではなく、変化です。
2. 相手を「条件」で見る癖がつく
年齢、仕事、結婚の意思。確認すべきことは確かに増えました。
ただ、条件から入ると好きになる前に審査が終わってしまう。
審査に通った人を好きになるのは、順番として難しい。
3. 過去の失敗が予測に変わっている
「また同じことになる」という感覚。
これは学習の成果でもあるけれど、
同じ結果を予測しすぎると、確かめる前に降りることになります。
焦りの正体を、分けてみる
「焦っている」と一言で言っているものを、分解してみてください。
□ 特定の誰かと一緒にいたい
□ 誰かに必要とされたい
□ 友達に遅れているのが嫌
□ 親に何か言われるのがつらい
□ 将来ひとりでいることが不安
□ 今の生活に別の不満があって、恋愛のせいにしている
1番目にだけチェックがつく人は、たぶん焦っていません。動けばいいだけ。
3〜6番目に多くつく人は、恋愛では解決しない問題を恋愛で解こうとしています。
この状態で相手を探すと、条件の悪い相手を選びやすくなります。急いでいるので。
30代からの恋愛が、20代より有利な点
不利な話ばかりされるので、逆も書いておきます。
・選別が速い。合わない相手が3回目までにわかる。20代は1年かかっていた
・依存しにくい。自分の生活があるので、相手に人生を預けなくて済む
・相手も本気度が高い。遊び目的の割合が20代より下がる
・言葉にできる。嫌なことを嫌と言えるようになっている
「ノリで始められない」のは、雑な関係に入り込まなくなったということでもあります。
それでも動きたい日にやること
「私なんて」が先に立って動けないタイプなら、自信を回数で作っていく方法を先にやったほうが早いです。
大きく動く必要はありません。
1. 「今年中に結婚」ではなく「今月中に1人と話す」に目標を落とす
2. 条件のリストから、絶対に譲れない2つ以外を消す
3. 焦りが強い日は動かない。友達の報告を見た直後の行動は、だいたい失敗する
最後に
33歳で恋愛が怖いのは、慎重になったからで、終わったからではありません。
まわりが先に進んでいるように見えるのは、
進んだ人だけが報告するからです。止まっている人は投稿しない。
比べる相手を、同級生ではなく去年の自分にしてみてください。
去年より少し落ち着いて人を見られるようになっているなら、それは前進です。
急がなくていい。
急いで選んだ人と長くいるほうが、よっぽど時間を使います。
ひとりで抱えたまま考え続けても、答えは出ません。誰かに言葉にして聞いてもらうだけで、整理がつくことがあります。
