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「自分に自信がない」
この言葉、たぶん何百回も自分に言ってきたと思う。
そして自己啓発の本を読んで、その日は少しやる気が出て、3日後には元に戻る。
その繰り返しに疲れている人に向けて、今日は書きます。
先に結論を言います。自信をつけようとするのをやめてください。
まずはこの相談から
※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。
自分に自信がないのが原因なのはわかってる
でも自信ってどうやってつけるの
先に行動を変えると後からついてくる
私は「断れた回数」を数えてた
気持ちは測れないけど回数は測れるから
「気持ちは測れないけど回数は測れる」
——この記事で言いたいことは、ほぼこれです。
なぜ「自信をつける」は失敗するのか
自信は感情です。そして感情は直接コントロールできません。
「明日から自信を持とう」は、「明日から悲しまないようにしよう」と同じくらい無理な指示です。
できないのは意志が弱いからではなく、対象を間違えているだけ。
変えられるのは行動だけです。
そして自信は、行動が積み上がったあとに結果として出てきます。順番が逆なんです。
3ヶ月の設計
測れることだけをやります。気持ちの変化は一切カウントしません。
1ヶ月目:「断る」を月3回
自信のない人がまず失っているのは、断る権利です。
大きいことでなくていい。むしろ小さいほうがいい。
・行きたくない飲み会を1回断る
・美容院で「もう少し短く」と言う
・「今日は疲れてるからまた今度」と返す
・頼まれごとに「今週は無理です」と答える
月3回でいいです。カレンダーに正の字を書いてください。
成功したかではなく、言えたかどうかだけを数えます。
2ヶ月目:「ひとりで行く」を月3回
誰かと一緒じゃないと外に出られない状態を崩します。
ひとりカフェ、ひとり映画、ひとりで少し遠い店まで歩く。
最初はスマホばかり見てしまうと思うけど、それでいい。3回目くらいから平気になります。
これは「ひとりでも成立する自分」の実績づくりです。
3ヶ月目:「意見を言う」を月3回
ここが本番です。
・行き先を聞かれたら「どこでもいい」を封印して1つ挙げる
・会議で1回だけ発言する
・「私はこう思う」と言い切る(「〜かも」を外す)
反対されてもいいんです。通ったかどうかではなく、言えたかを数えます。
3ヶ月後に起きること
「ひとりが怖い」が根っこにあるなら、先に依存体質を変えた3ヶ月を読むと順番が掴めます。
劇的な変化は、たぶんありません。
ただ、こういう小さいことが起きます。
・「どこでもいいよ」と言う回数が減る
・相手の機嫌を必要以上に確認しなくなる
・「この人ちょっと違うな」と思ったとき、続けなくて済む
これ、恋愛にそのまま効きます。
断れる人は、都合よく扱われにくい。意見を言える人は、我慢を溜め込まない。
自信があるから選べるんじゃなくて、選べた回数が自信になる。そういう順番です。
うまくいかない日について
3回のうち1回もできない月があると思います。
そのとき「やっぱり私はダメだ」に戻らないでほしい。
数えているのは回数であって、あなたの価値ではありません。
できなかった月は0と書いて、次の月にまた数え始めればいい。
ゼロが続いても、記録が残っていること自体に意味があります。
最後に
自信がないことを、性格だと思っている人が多いです。
違います。習慣です。
断らない習慣、意見を言わない習慣、合わせる習慣。それを何年も続けた結果が今の状態なだけ。
習慣なら、変えられます。時間はかかるけど、やり方は単純です。
気合いはいりません。正の字だけでいい。
今週、1回だけ断ってみようか。
自分の傾向を客観的に知りたいときは
同じパターンを繰り返す背景には、自分では気づきにくい癖があることも。外から見てもらうと、変えるべき一点がはっきりすることがあります。

