「子どものために離婚しない」は、本当に子どものためか

結婚してからの話

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離婚したい。でも、子どもがいる。

片親にさせたくない。転校させたくない。
行事のたびに、あの子だけ父親がいないと思われるのが嫌だ。

だから、我慢する。
もう何年も、その理由で自分を止めている。

※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。

まずはこの相談から

yuzu_mama5投稿者7時間前
小3と年長がいます。
夫のことはもう好きではありません。でも子どものために我慢しています。
これって正解ですよね。
離婚したら、絶対に子どもが傷つくので
rio_2ko6時間前
返信私も10年それで我慢しました。
離婚したあと、上の子に言われたんです。
「やっと家が静かになった」って
yuzu_mama5投稿者6時間前
返信…静かに
rio_2ko5時間前
返信うちは怒鳴り合いはなかったんですよ。無言の家だっただけ。
それでも子どもは全部わかってた
mika__h4時間前
返信逆に、離婚して後悔した友達もいる。
だから「離婚したほうがいい」とも言えないと思う
rio_2ko52分前
返信うん。どっちが正解かじゃなくて、
「子どものため」を理由に自分の気持ちを見ないことが問題なんだと思う
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他人の修羅場を読むと、自分のことが少しだけ小さく見えることがあります。

まず、2つを分けてください

「子どものために離婚しない」という文には、実は2つのことが混ざっています。

A:離婚すると子どもに不利益がある(事実の判断)
B:自分が決断するのが怖い(自分の気持ち)

どちらも本物です。問題は、Bを言葉にできないとき、人はAの形で口に出すということ。

Aだけを見て「だから我慢すべき」と結論を出すと、Bはずっと処理されないまま残ります。
そして10年経ちます。

子どもが受け取っているもの

ここは、はっきり書きます。

親が思っているより、子どもは家の空気を正確に読んでいます
怒鳴り合いがなくても、無言の食卓、目を合わせない両親、母親のため息の回数。全部、記録されています。

「隠せている」と思っているのは、たいてい親のほうだけです。

そのうえで、両方の事実を並べます。

・両親の不仲が続く家庭で育つことは、子どもにとって負荷になります
・同時に、離婚による環境の変化も、子どもにとって負荷になります

どちらにも負荷があります。ゼロの選択肢はありません。
「離婚しない=子どもを守る」という単純な図式ではない、というだけです。

判断の材料になる3つの問い

答えを出す必要はありません。考えてみるだけで十分です。

1. 子どもが同じ状況の家庭を持ったとき、あなたは「我慢しなさい」と言えますか。
2. あと10年、今と同じ状態が続くとして、耐えられますか。(子どもが独立するまで、はだいたいそのくらいです)
3. 「子どものため」を外したとき、あなたはどうしたいですか。

3つ目に答えられないなら、それは離婚の問題ではなく、自分の気持ちを言語化する練習が足りていないだけです。責める話ではありません。長く我慢した人ほど、ここが鈍ります。

離婚しない、と決めるのも選択です

決めるための材料として、離婚したあとに実際どうなったかも読んでおくと、想像で怖がる部分が減ります。

この記事は離婚を勧めるものではありません。

大事なのは、「我慢する」ではなく「そうすると決めた」に変えることです。
同じ生活でも、この2つは体力の減り方がまったく違います。

決めたなら、期限をつけてください。「下の子が中学に上がるまで」でいい。
終わりのない我慢だけは、人を確実に壊します。

最後に

子どものために自分を後回しにできる人は、いい親です。それは間違いありません。

ただ、あなたが枯れていくことは、子どもにとっての利益ではない
お母さんが笑っているかどうかを、子どもは毎日見ています。

今日結論を出さなくていい。
「子どものため」を一度だけ外して考えてみる、それだけで十分です。

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