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まだ何も言っていない。
でも頭の中では、もう何度もシミュレーションしている。
いつ言うか。言ったあとどこに住むか。子どもの学校はどうするか。
調べていることを知られたくなくて、検索履歴を毎回消している。
※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。
まずはこの相談から
決行の日程って決めてますか。どんな準備をしてますか
決行日は「子どもの学年が変わるタイミング」に合わせました
感情で急ぐと、必ず条件で負けます
バレ方だけは本当に気をつけてほしい
まず、バレる場所を潰す
準備の中身より先に、ここです。途中でバレると、条件が一気に悪くなります。
□ 共有のタブレット・PCの検索履歴とログイン状態
□ 家族共有のクラウド(写真・メモ・カレンダー)
□ スマホの通知プレビュー(ロック画面に本文が出ていないか)
□ 郵送物(弁護士や役所からの封筒は自宅に届かない設定にできます)
□ Amazonなどの購入履歴
調べものは自分だけのスマホで、シークレットモード。これだけでかなり違います。
生活費のことで先に確認しておきたい場合は、夫が生活費をくれないとき残すものも合わせてどうぞ。
揃えるものの順番
1. お金の把握(最優先)
家が共有名義になっている場合は、扱いがかなり変わります。共有名義・家族名義の不動産で気をつけたいことを先に読んでおくと、あとで詰まりません。
□ 夫名義の口座(銀行名だけでも)
□ 保険の契約内容
□ 退職金・企業年金の見込み
□ 住宅ローンの残債と名義
□ 車のローン・名義
財産分与の対象は、婚姻期間中に増えた財産です。
把握していないものは、分けようがありません。ここを飛ばすと確実に損をします。
2. 自分名義のお金をつくる
生活費から抜くのではなく、自分の収入から積むのが安全です。
家計から不自然に消えると、それ自体がバレる原因になりますし、後で問題にされることもあります。
目安として、当面の生活費3〜6ヶ月分。引っ越し初期費用も別に要ります。
3. 書類のコピー
□ 通帳・保険証券・源泉徴収票(夫のぶんも)
□ 年金手帳
□ 母子手帳・子どもの health保険証
原本を持ち出す必要はありません。写真を撮って、自分だけが見られる場所に保存で十分です。
4. 住まいの当て
実家に戻れるか、賃貸を借りるか。
母子で入居できる公営住宅の条件は、自治体によってかなり違うので、早めに調べておくと選択肢が増えます。
5. 記録
日付と事実だけ。自分だけがアクセスできる場所に。
共有クラウドのメモアプリは絶対に使わないでください。
決行日の決め方
「貯金が目標額に届いた時点」の目標額をどう決めるかは、先に確認する5つの数字のほうに書きました。
感情のピークで決めないでください。動きたくなるのは、たいてい一番消耗している日です。
現実的に多いのは、この3つです。
・子どもの学年・進学の区切り
・自分の収入が安定した時点
・貯金が目標額に届いた時点
期限を決めておくと、途中で戻りにくくなります。
「準備が終わったら」ではなく「◯月までに準備を終える」にしてください。
最後に
内緒で準備している自分を、卑怯だと思わないでください。
これは相手を騙すためではなく、自分と子どもの生活を守るための手続きです。
丸腰で切り出して条件を全部飲まされた人を、たくさん見ます。
準備している期間は、迷っている期間でもあります。
途中でやめてもいい。やめられるように準備しておく、というのが正確なところです。

