モラハラ彼氏のサイン12個|「手を出さないから大丈夫」ではない

助けが要るとき

「手は出されてないから、うちは大丈夫」

そう思っている人に、今日は読んでほしいです。

先に言っておきます。この記事は煽るために書いていません。
不安にさせるのが目的でもない。判断材料を持ってもらうために書いています。

まずはこの相談から

※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。

kotoba_ga_itai投稿者4時間前
彼氏に「お前は何もできない」って言われるのが日常になってる
手は出されてない
これって普通の喧嘩の範囲?
nagisa__063時間前
日常になってる時点で範囲外
tsuki_043時間前
手が出てないから大丈夫、は違うよ
kotoba_ga_itai投稿者2時間前
返信でも私が要領悪いのは本当だし
怒らせてるのは私かなって
nagisa__062時間前
それ言わされてるだけ
ame_agari_1時間前
自分が悪いって思うようになったら、もうかなり進んでる
kuroneko_22240分前
友達に同じこと言われてたらどう思う?
kotoba_ga_itai投稿者12分前
別れなって言う
kuroneko_2224分前
うん

「友達に同じことを言われてたらどう思う?」
——迷ったときは、この質問が一番正確です。

モラハラのサイン12個

3つ以上当てはまるなら、対等な関係ではなくなっている可能性があります。

言葉によるもの

1. 「お前は何もできない」「バカ」など、人格を否定する言葉が出る
2. 失敗を長期間むし返す
3. 「誰のおかげで」という言い方をする
4. 冗談のふりをして人前で貶す

態度によるもの

5. 不機嫌で黙り込み、あなたが謝るまで続く
6. 機嫌の良し悪しの波が激しく、あなたが顔色を窺うのが習慣になっている
7. 話し合いにならず、途中で打ち切られる
8. 謝らない。あるいは謝ったあと同じことを繰り返す

行動によるもの

9. 友達や家族と会うのを嫌がる、制限する
10. スマホを勝手に見る、居場所を頻繁に確認する
11. お金を管理される、あるいは貸したまま返ってこない
12. 別れ話をすると「死ぬ」「別れない」と言って話を止める

一番危険なサイン

12個の中でも、特に注意してほしいものがあります。

あなたが「自分が悪い」と思うようになっていること。

これは相性の問題ではありません。
否定を繰り返し受けると、人は自分の判断を疑うようになります。そして相手の基準を自分の基準として取り込んでしまう。

「要領が悪いのは本当だし」と思ったとき、それはあなたの評価ではなく、彼の評価を借りている状態です。

離れると決めたときの準備

結婚していない交際相手からの被害でも、公的な窓口に相談できます。窓口の一覧と使い方はデートDVのサインと相談先にまとめました。

出会いがマッチングアプリだった場合、次を探すときの見分け方は地雷男の見分け方7つにまとめてあります。

ここは順番が大事です。感情で動くと危ないので、準備から。

1. 記録を残す

言われたこと、日付、状況をメモに残してください。スマホのメモでも紙でもいい。
これは訴えるためというより、あなたが自分の記憶を疑わなくなるために効きます。

2. 外に一人、状況を知っている人を作る

友達でも家族でもいい。全部話さなくていいので、「今こういう状態」とだけ共有しておく。
孤立していない状態を作るのが、一番の安全策です。

3. 現金と身分証、鍵の予備をまとめておく

すぐ出られる状態にしておくだけで、判断の自由度が変わります。使わずに済めばそれでいい。

4. 別れ話は、密室で二人きりでしない

相手が逆上する可能性が少しでもあるなら、これは守ってください。
人目のある場所を選ぶ、あるいは対面を避けて連絡手段で伝える。あなたの安全が最優先です。

相談できる場所

ひとりで判断しなくていい問題です。無料・匿名で相談できる公的な窓口があります。

「結婚していないけど、相談していいの?」

結論から言うと、相談できます。

名前に「配偶者」とついている窓口が多いので迷うと思うんですが、実際には交際相手からの暴力(デートDV)も相談対象です。内閣府も、交際相手からの暴力を受けた人が女性の16.7%いるとして、これを相談の対象として案内しています。

法律の面だけ補足しておくと、同居している交際相手からの暴力には配偶者暴力防止法がそのまま適用されます。同居していない恋人の場合は法律の直接の対象からは外れますが、それでも配偶者暴力相談支援センターに相談できます。「結婚していないから門前払い」ということはありません。

窓口一覧

DV相談ナビ #8008(はれれば)
かけると、お住まいの地域の相談窓口に自動でつながります。どこに相談したらいいかわからないときは、まずここ。

DV相談+(プラス) 0120-279-889
24時間365日。電話のほかに、チャットとメールでも相談できます。声を出せない状況ならチャットが使えます。

配偶者暴力相談支援センター
「お住まいの地域名 + 配偶者暴力相談支援センター」で検索。
自治体によっては「デートDV相談」の窓口を別に設けているところもあります。

警察相談専用電話 #9110
事件にするかどうかは別として、不安な段階で相談できます。

「まだそこまでじゃない」と思っても大丈夫です。
そこまでじゃない段階で相談するのが、本来の使い方なので。

最後に

好きだから離れられない、というのは弱さではありません。
実際に優しいときもあるし、楽しかった時間も本物だったはずです。

でも覚えておいてほしいことがあります。

あなたが顔色を窺わないと成立しない関係は、対等ではありません。

対等じゃない関係は、時間が経つほどあなたの判断力を削っていきます。
今のあなたが「これくらい普通かも」と思えているのが、その証拠です。

1年前の自分が今の状況を見たら、なんて言うと思いますか。
その答えが、たぶん正しいです。

いきなり公的窓口はハードルが高いと感じるなら

まずは誰かに状況を言葉にするところからで十分です。順番として、話す→整理する→動く、が一番安全に進みます。

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