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見ないほうがいいのはわかってる。
見たあと必ず落ち込むのも、もう何十回も経験してる。
それでも、寝る前にアプリを開いて、あの人のアイコンを探してしまう。
意志が弱いからだと思ってる人が多いんですが、違います。
今日はその話をします。
まずはこの相談から
※以下は実際によくある相談内容をもとに再構成した会話です。特定の個人の投稿ではありません。
毎晩元カレのインスタ見てる
ストーリー全部チェックしてる自分がきもい
みんなやってる
ブロックしたら本当に終わる気がして
繋がってる感じが欲しいんだよね
情報が入ってこなくなるのが怖い
ブロックより心理的に楽
「ブロックしたら本当に終わる気がする」
——ここが全部の答えだと思う。
なぜやめられないのか
1. 「情報が途切れること」が怖い
本当に見たいのは、彼の近況じゃありません。
「まだ自分と地続きの世界にいる」という確認です。
だからブロックが怖い。関係が完全に切れる感じがするから。
でも実際には、あなたが見ている情報に価値はほとんどありません。ストーリーの背景に女性の影がないか探して、なかったら安心して、あったら眠れなくなる。それを毎晩繰り返しているだけ。
2. 予測できない報酬になっている
ここが一番厄介なところです。
ほとんどの日は何もない。でも、たまに何かある。
この「たまに」が、行動をやめられなくする一番強い仕組みです。パチンコがやめられないのと同じ構造で、確実に何かある場合より、たまにしかない場合のほうが依存が強くなります。
つまり、あなたの意志の問題ではありません。仕組みに勝てないだけ。
3. 見る時間帯が最悪
だいたい深夜ですよね。
疲れていて、判断力が落ちていて、ひとりの時間。一番効いてしまう条件が揃っています。
3週間で抜ける手順
別れてからまだ日が浅いなら、先に別れたあとの1ヶ月をどう過ごすかをまとめた記事を読んだほうが、順番としてはラクです。
意志ではなく、環境をいじります。
1週目:ミュートする(ブロックはしない)
いきなりブロックしなくていいです。ハードルが高すぎて、結局解除して見に行くので。
ミュートなら相手に通知はいきません。フォローは外れないので「切った」感覚もない。
でも、開いても表示されなくなります。これだけで接触回数が激減します。
2週目:スマホの置き場所を変える
寝室に持ち込まない。充電器をリビングに移す。
これが効きます。深夜が一番危ないので、その時間に物理的に触れないようにする。
目覚まし代わりに使っているなら、1000円くらいの時計を買ってください。それで解決するなら安い投資です。
3週目:見たくなったら別のことを1つ挟む
衝動が来たときに、間に何か1つ入れる。
・立ち上がって水を飲む
・洗面所で顔を洗う
・メモに「今見たくなった」と時刻だけ書く
衝動は数分でピークを過ぎます。我慢するのではなく、時間を稼ぐのがコツです。
3週間後に起きること
何年も前の相手をいまだに見てしまう、という段階の人は、何年経っても忘れられない人がいる話のほうを読んでみてください。
忘れられるわけではありません。そこは正直に言っておきます。
ただ、「見ていない日」が普通になります。
そして見ていない日が続くと、彼の近況を知らないことが平気になる。ここまで来れば、あとは勝手に薄れていきます。
メモを取っていた人は、3週目に読み返してみてください。
1週目より回数が減っているはずです。それが、目に見える回復です。
最後に
SNSを見てしまう自分を責める必要はありません。
あれは、別れたのに終われない状態を、道具が引き延ばしているだけです。
昔なら会わなくなれば自然に消えていた情報が、今は指1本で手に入ってしまう。時代の問題であって、あなたの弱さの問題じゃない。
だから対策も、気持ちではなく道具のほうを変える。
今夜はスマホをリビングに置いて寝てみようか。
それだけで、明日の朝が少し違うので。
気持ちの整理がどうしてもつかないときは
行動を変えても心が追いつかない時期があります。ひとりで考え続けると同じところを回るので、誰かに話して外に出すほうが早いこともあります。

