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雑談


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絵や小説を載せ合うトピ 第2弾

  • 1. 御鏡 2019/01/11(金) 21:44:08
    トピ名のまんま。第2弾です。
    ・参加自由。入りたいときは「入ります」だけで良いです
    ・荒らし厳禁
  • 2. 御鏡 2019/01/11(金) 21:47:32
    第1弾はこちら。

    2ページ目 - 絵や小説を載せ合うトピ - 乙女ちゃんねる

    otomechannel.net

    トピ名のまんまです。 ・参加自由。入りたいときは「入ります」だけで良いです ・荒らし厳禁 トピ画は自分が描いたオリキャラです。

  • 3. シュトフ 2019/01/11(金) 22:03:51
    やほやほ
    私立校一校目の受験が終わって
    少しのんびりしてるから来たよ。でも火曜日には受験だから
    死にそうだよ。
    癒し(ファウスト先生)頂戴(T_T)
  • 4. ファウスト 2019/01/11(金) 23:14:00
    何と!アナタは受験生だったンですネ!?いやはや…私も高校と大学の
    受験には時間を費やしたもので…
    御鏡「首席で合格したんだろなー(棒」
    …そう言えば、スエスト・エムスト・幼児化は書いたンですか?
    御鏡「スエさんエムさんは書いたけどデータ飛んだ。幼児化はまだ」
    早く書きなさい。あ、シュトフ様…受験、お疲れ様デス。
    もっと頑張ったら、撫でてあげますネ?
  • 5. シュトフ 2019/01/11(金) 23:22:42
    おっしゃァァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
    ファウスト先生に撫でて貰えるならなんだって出来る!!
    頑張ってるくよ!先生!!

    データ飛ぶとかマジで可哀想…
    私の場合飛んだらやる気出なくなる。
  • 6. ファウスト 2019/01/12(土) 00:06:47
    無問題。主はこの程度では挫けませンからネ。あ…そう言えば…
    何やら最近主の様子が怪しいンですよネ…スピーカーと本と金庫の
    絵を描こうとしてましたし…何だったンでしょうネ?

    「何々…?『混沌の声・捕縛の文字・死守の殺意』、ねぇ…
    皆さぁん?」
    「…(カリカリカリカリ)」
    「あー…まあ、そうですよねぇ」
    「………」
    「え、ちょ、物騒な事言わないで下さいよぉ」
  • 7. セシル 2019/01/12(土) 04:14:03
    入ります!
  • 8. セシル 2019/01/12(土) 04:15:51
    一応前の小説を…

    …ある日、世界を支えるユグドラシルが崩壊した。
    人間たちは戸惑い、次々に数を減らしていく。
    そんな中、[マザーシステム]が現れた。
    彼女は天才的な頭脳で人間を統治し、管理下に
    置いた。《チップ》を埋め込んで特殊能力を
    使えるようにコントロールし、階級も分けた。
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    …この世界は、本当に正しいのか?
    [マザーシステム]の管理下にいて、本当に
    いいのか?
    僕は16歳にして、そんな疑問を抱いた。
    だからこそ、だ。家を飛び出した。
    そして、生まれて初めて中流階層の街を歩いた。
    〈カイ様、ドコへ行クンデスカ〉
    横から浮遊している少女型のアンドロイドが
    声を掛けてくる。
    一人に一つ付くサポーター、僕の場合は名前を
    「リン」と設定している。
    「…リン。君は、この世界は正しいと思う?」
    〈…ドウデショウ。私ハ[マザーシステム]様ノ
    管理下ニアリマスカラ、何トモ言エマセン〉
    リンは戸惑ったような表情をする。
    しばらく歩いていると、後ろから声を掛けられた。
    『…なぁ、お前さ。上流階層の奴だろ?』
    僕が振り向くとそこにはフードを被った
    いかにも不機嫌そうな青年がいた。
    「…えっと、そうだよ」
    『ふーん…こんな所に何か用?』
    「…この世界は、正しいのかな…って思って」
    そう言うと彼は少し笑った。
    『ははっ、お前面白い奴だな。俺は林檎。
    よろしくな』
    彼はフードを取り、手を差し出す。
    男としては長めの金髪に赤い目をしていた。
    「うん、よろしく」
    僕も手を差し出す。
    『お前、この世界が正しいか確かめに
    行くんだろ?俺も付いてくよ。面白そう』
    「あ、ありがとう」
    『ところで…あんたの名前は?』
    「カイ、だよ」
    『使える力は?』
    「時空と…炎と…風かな」
    『やっぱ上流階層の奴は多いな。俺は氷だ』
    その時、彼の後ろからも少年型アンドロイドが
    顔を出す。
    [おい、林檎。誰だよ、そいつ]
    『ちょっとお前黙れ』
    彼はアンドロイドの頭を叩く。
    [いって!何しやがる!]
    『こいつは俺のサポーターでユミル。まあ、
    口は悪いけど根は優しいからさ』
    [個体識別名〈ユミル〉デスカ。
    私ノ個体識別名ハ、〈リン〉デス]
    […おう]
    『じゃあ早速行こうぜ。世界が正しいか
    確かめるために』
    僕は彼の言葉に従い、一歩を踏み出した。
    もう後戻りは出来ない、そう思った。
    《〈金髪の氷使い〉林檎を仲間にした!》
  • 9. セシル 2019/01/12(土) 04:19:10
    続きも書けたので載せておきます!

    8の続き
    『あんたさ、この中流階層の状況知ってる?』
    「…分からないや、ごめん」
    そう言うと彼は笑った。
    『いや、別に責めてる訳じゃねぇよ。
    知らないなら案内してやろうかと思って』
    「あ、ありがとう」
    僕は彼の案内で中流階層を回った。
    上流階層にはない物ばかりで物珍しかった。
    『さてと…じゃあもうちょっと仲間を集めるか。
    下流の方に行けば多少いるだろ』
    「…あ、ちょっと待って。僕の幼馴染に
    心当たりがあるんだ」
    『上流階層の奴か?頼もしいな』
    「待ってて、すぐ呼んでくるよ」
    僕は上流階層へ続く階段を駆け上がり、
    幼馴染みであるリリィの家の扉を叩く。
    【…はい、リリィですけど】
    不機嫌そうな声が聞こえる。まだ寝ていたのかな?
    「リリィ?僕だよ、カイ」
    【…カイ?こんな朝っぱらから何の用】
    「ちょっと話があるんだ、出て来てくれない?」
    【…ん】
    その答えが聞こえるなりリリィが顔を出す。
    【…どうしたの?】
    「…リリィはさ、この世界が、正しいと思う?」
    【正直、分からない。…でも、正しくはないと
    思う】
    「…ならさ、この世界を変えてみない?」
    【…面白そうだね、いいよ】
    「じゃあ…行こっか」
    【…どこに?】
    「行けば分かるよ」
    僕はまた中流階層への階段を降りる。
    彼…林檎は同じところで待っていてくれた。
    『そいつが、幼馴染ってやつ?』
    【…君、誰】
    リリィは怪訝な顔をして聞く。
    『俺は林檎』
    【…リリィ】
    『よろしくな、リリィ』
    【…うん】
    《〈幼馴染〉リリィが仲間になった!》
  • 10. セシル 2019/01/12(土) 04:20:43
    またまた載せておきます!

    ー「生き残りたいなら、殺せ」

    そんな言葉の意味を、僕は17歳にして知る事に
    なった。
    突然闘技場に放り込まれて死にかけ、命を失い
    かけた所を謎の青年に助けられたのだ。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    『坊ちゃんは「ここ」、初めてかい?』
    隣にいた男性に聞かれる。
    「え、はい…まず、何処なんです?ここ」
    僕がそう返すと、彼は驚いたような顔をして
    こう答えた。
    『何てこった、可哀想に』
    「可哀想?」
    『…ま、とにかく武運を祈る』
    彼はそれだけ言って去ってしまった。その時だ。
    〈紳士淑女の皆様、お待たせいたしました!
    今宵も闘士達の殺し合いが始まります!
    本日の目玉は…自分の運命すらしらない不運な17歳の少年イヴァン!武器はハサミです!〉
    アナウンスが入り、僕は放り出された。
    相手は…マシンガンだ!…勝てるわけがない!
    〈では、開始です!〉
    相手は急に撃ってきた。僕はかわす間もなく
    脚を撃たれる。
    「…っ…!」
    僕はその場に崩れる。脚からは血がドクドクと
    溢れ出ている…自分では止められない…。
    まずい、このままだと…僕は死ぬ!
    勝てないだろうが、やらなくては…!
    僕はハサミを手に飛びかかるが…案の定かわされた。
    …意識が…遠のいていく。と、その時だ。
    相手が突如噴水の如く血を噴き出して倒れる。
    僕の薄れゆく視界が僅かに捕らえたのは、
    両刃の鎌を持った…おそらく青髪の青年だった。
    【…おい、お前。死ぬんじゃねえぞ】
    低く美しい声が僕の耳元に囁く。
    「…き…みは」
    微かに出た、酷く掠れた声で問いかける。
    【サフィア。…サフィア・フェンリル】
    彼はそう答え、僕の脚に布を巻いて止血する。
    そして、鎌を持って駆け出した。
    〈おっと!ここでこの地下闘技場最強の闘士、
    「死神」サフィア・フェンリルの乱入だ!〉
    少しずつ視界がはっきりしてくる…彼はやはり
    青髪だった。
    試合は…終わったらしい。
    ーーーーーーーーーーー
    【大丈夫かよ】
    彼が問いかけてくる。
    「…うん。…君の、お陰で助かった。ありがとう」
    そう言うと、彼はふいと顔を背ける。
    【…礼を言われる筋合いはねえよ】
    「えっと、僕は」
    【イヴァンだろ?知ってる】
    「そっか、よろしくね」
    【…おう】
  • 11. セシル 2019/01/12(土) 04:22:57
    9の続きです!

    一つ、僕はどうしても腑に落ちない事があった。
    「何で、僕を助けてくれたの?」
    彼は顔を背けたまま答える。
    【…なんとなくだよ】
    「…そっか」
    それ以上聞き出せそうもなかったので、諦めた。
    〈今宵の最後を締めくくる試合相手は…
    この闘技場で一番ヤバい「バーサーカー」の
    称号を持つ林檎だ!相手は…「死神」サフィア・
    フェンリルとイヴァン・アレクサンダーだ!〉
    【…最後の試合は俺らみたいだな、行くぞ】
    彼は鎌を担ぎ、僕にハサミを投げる。
    【お前の武器だろ?…上手く使えば最強だ】
    僕は手を切らないよう気を付けながら受け取る。
    闘技場のステージに出るとそこには一目で
    「ヤバい」と分かる青年がいた。
    目の焦点は合っていないし、武器は…太刀の
    二刀流だ。ふと、彼がこちらを見た。
    僕らに気付いたらしい。
    〔お?「死神」と闘えるなんて光栄じゃん〕
    彼は恍惚とした笑みを浮かべていた。
    その様子を見て、サフィアは深くため息を
    吐いて首を掻く。
    【…こいつと闘うのは面倒くせぇんだ】
    「どういう事?」
    【強ぇのは強ぇんだよ、ただ…マゾなんだよな】
    …ああ、そういう事か…。
    「…つまり、『そういう性癖』の人って事?」
    【…そういう事】
    〈では、開始です!〉
    開始の合図と共に彼は人間とは思えない速度で
    飛び掛かってきた。
    【…イヴァン、回れ!】
    サフィアが太刀を鎌で器用に防ぎながら叫ぶ。
    「…うん!」
    僕は急いで後ろに回り、ハサミで切りかかる。
    〔はは、バレバレなんだよ!〕
    彼が狂った笑い声を上げ、太刀を後ろに一本
    回してきた。
    「…っ!」
    急いでその場を飛び退く。先程まで僕のいた
    空間を太刀の切っ先が掠める。
    【…チッ、やっぱ一筋縄じゃ行かねぇな。
    …こいつとの闘いだけは気絶でも可なんだよな…
    やるか。イヴァン!こっち来い!】
    サフィアが僕の名を呼ぶ。僕は急いで走る。
    「どうしたの…?」
    【連携だ。俺が鎌の死角にお前を隠す。だからお前はその隙にハサミで脈を切って脚を封じろ】
    「…う、うん」
    【…殺すことを躊躇うな。躊躇したらこっちが
    殺られる。…生き残りたいなら、殺せ。
    これが、この闘技場の…いや。この世界の、
    ルールだ】
    言っている事はぶっ飛んでいるが、
    サフィアの瞳は真剣そのものだった。
    …僕もやるしかない!
    「…分かったよ…!」
    【…よし、結構良い目になったな。やるぞ!】
    サフィアが鎌を大振りに振る。太刀の彼は
    すぐさま気付いて太刀で応戦する。
    〔やけに隙デカイ技使うじゃん〕
    僕はサフィアの言葉通り、鎌の死角を通って
    彼の足元に走る。
    そして、太腿の脈を裁ち切る。噴水のように
    噴き出した血が僕の顔にかかった。
    〔…おっと…新人クンもやるじゃん〕
    彼は地面に膝を付くが、表情は恍惚そのものだ。
    〔…あー…マジで最高だわ、「死神」くん。
    ヤバイなぁ…めっちゃ興奮してきた〕
    【…変態かよ】
    サフィアが呆れながらぼやくのを物ともせず、
    彼は脈を切ったとは思えない速度で太刀を
    持って走り、振る。
    【仕方ねぇな…気絶させるぞ】
    サフィアが鎌の峰で彼の首筋を力任せに殴る。
    〔…!〕
    彼は足の力が抜けて倒れ込んだ。
    〈試合終了です!やはり「死神」の通り名は
    伊達ではなかったようだ!〉
    ーーーーーーーーーーーー
    【…よくやったな】
    「あ、ありがとう」
    僕らが話していると、後ろから声がする。
    〔よう〕
    振り向くと、先程の彼…林檎がいた。
    【…またお前かよ】
    〔何だよ、控え室に来るなって?〕
    【んな事言ってねえだろ】
    「け、喧嘩はやめようよ…よくないよ」
    〔よく言うぜ。さっき俺の脈切った新人クン。
    名前…イヴァンだっけ?覚えとくわ〕
    林檎はそう言って、去ろうとした。
    だが、足を止めた。
    〔…おっと、そうそう。甘ちゃんなイヴァンくん
    気に入ったから、たまにからかいに来るわ〕
    【…ウザいから来んな】
    〔つれない事言うなよ〕
    【さっさと帰れよ】
    〔何だ?「死神」はイヴァンくんの保護者かよ〕
    林檎はけらけら笑いながら去っていった。
    「…いい人、なのかも…」
    僕がふと呟くとサフィアが返す。
    【バーサーカーにして真性のマゾが?】
    「…それは、そうだけど…性格が」
    【…ま、悪い奴じゃねぇよ】
  • 12. セシル 2019/01/12(土) 04:24:00
    11コメの訂正
    9→10でした…すみません!
  • 13. 雨露 2019/01/12(土) 04:44:53
    入らせていただきますっ!!!( 寝起きテンション )

    シュトフ様>>
    受験お疲れ様です~
    ここでもよろしくお願いします!

    御鏡様>>
    トピ建て乙です。
    ここでもよろしくお願いします!
    楽しみに待ってます~((

    セシル様>>
    ここでもよろしくお願いします!
    早速小説ありがとうございます!!
    好きです!!!( 突然の告白 )
    10、11が特に好きかもです…

    あットピ画描きたいでs……いえ、なんでもないです。
  • 14. 御鏡 2019/01/12(土) 13:43:20
    オイッス皆様!こちらでも何卒宜しゅう…お願いいたします!
  • 15. 御鏡 2019/01/12(土) 14:56:31
    ん?昼間は気付かんかったけど…トピ画を描きたいですって?
    …描いても良いのよ。むしろ描いてくださいお願いします。
  • 16. 林檎 2019/01/12(土) 16:33:17
    乱入失礼します。入らせてください‥‥((((;゜Д゜)))
    実は全部閲覧させていただきました(笑)。好きです←
    神の集団に凡人がいていいものか‥‥((
  • 17. シュトフ 2019/01/12(土) 17:43:59
    あぁ好き。死ぬ。もうありがとう
    受験シーズンだって言うのに強者の余裕をぶちかましてる友人から
    Nちゃん書こか〜と送られてきたのですが、なんか話題あります?
  • 18. 詩乃 2019/01/12(土) 18:27:44
    あ、あのお久しぶりです!
    前回はかっっっなり低浮上ですいません!
    また色々書くので入ってもいいですか?
    最近は手描きキーホルダーを作るのにはまってます(すごくどうでもいい)
  • 19. 御鏡 2019/01/12(土) 18:35:29
    オイッス皆様!(二回目)初めましての方もそうでない方も、
    わちゃわちゃしまショ!!
    ファウスト「ちょっと重症みたいですからオペしまショ?ネ?」
    え、やだ。ファウさんの小説書けなくなるよ?
    ファウスト「…それは困りますネ」
  • 20. セシル 2019/01/12(土) 18:48:19
    ちなみに…16の林檎さんは、まさかと思って
    確認したところ友人でしたΣ(゜Д゜)
  • 21. 林檎 2019/01/12(土) 18:59:44
    セシルさん、皆さん
    乱入申し訳ないです!よろしくお願いします。
  • 22. 雨露 2019/01/12(土) 19:06:28
    御鏡様>>
    ありがとうございます!
    時々入る本体様とオリキャラのやり取りがまた好きです((

    林檎様>>
    どうもはじめまして~、よろしくお願いします!
    わ、全て閲覧したんですね…ありがとうございます。皆様の小説素敵ですよね!

    凡人ですどうm

    シュトフ様>>
    Nちゃん……日常系みたi

    詩乃様>>
    大丈夫ですよ~
    手描きキーホルダー……友人がつくってたなあ( くっそどうでもいい )

    セシル様>>
    えっ本当ですか凄い(( ? )




    トピ画後色塗りだけなので明日には完成させときます…((
  • 23. 林檎 2019/01/12(土) 19:42:09
    雨露様>>はじめましてこちらこそよろしくお願いします!
    ホントに皆さんの小説が素敵で(*ノ▽ノ)
  • 24. セシル 2019/01/12(土) 20:32:45
    11の続きを…

    「そっか」
    【…強い奴にはマゾが多いんだよ】
    [ん…「死神」と新人のお二人さん、
    何話してんの?]
    後ろから妙に甘ったるく低い声が聞こえた。
    胸焼けしてしまいそうだ。…僕が女性なら、
    もう少し違う感想を抱いただろうが。
    【…何だ、ノエルかよ】
    僕は振り向く。男にしては長めの黒髪と
    切れ長の瞳を持っている、年齢は外見上僕と
    ほぼ変わらないくらいの青年だった。
    [新人のイヴァンくんは初めまして、かな?
    僕はノエル。よろしくね]
    彼は僕に長い手を差し出す。
    「よろしく、ノエルさん」
    [はは、同い年なんだしノエルでいいよ]
    「じゃあ…よろしく、ノエル」
    僕は手を握り返した。人にしてはひんやりと
    冷たく、氷のような感じだった。
    [そうだ。君は確か「バーサーカー」の
    林檎くんに気に入られてるんだっけ]
    「え、あ…まあ、はい」
    【関わんなって言ってんだけどな】
    [はは、「死神」くんは世話焼きだからね。
    この闘技場の闘士たちは頭が上がらないんだ。
    …おっと!無駄話はここまでにしておくよ。
    次の試合があるからね]
    彼はひらひらと手を振って去っていった。
    「…不思議な人だね」
    【まあな…あいつは変人だからな】
    〔お前が言える立場かよ〕
    また林檎が来たらしい。
    【帰れって言ったろ】
    〔言ったろ?俺はイヴァンくんからかいに来た
    だけだよ〕
    「…何ですか」
    〔イヴァンくんさ、武器ハサミだろ?それ
    最強武器なんだぜ〕
    「そうなんですか」
    その時、サフィアが林檎の肩を掴んで制止する。
    【やめてやれよ、イヴァンが困ってるだろ】
    〔おー、恐い恐い。じゃあまたな〕
    林檎はまたけらけらと笑って闘技場の方へ消えた。
    〈紳士淑女の皆様、お待たせいたしました!
    今宵も闘士たちの殺し合いが始まります!
    本日は…一番ヤバい「バーサーカー」林檎と
    「ドールマスター」ノエルです!〉
    「ドール、マスター?」
    【人形使いだよ。エルフだのドワーフだの…
    人間じゃない種族を操れんだと】
    「ノエルくん、凄いんだね」
    しばらく喋っているうちに、彼らの闘いは
    終わったらしい。
    ノエルくんと林檎が戻ってきた。
    「勝敗、どうだったの?」
    すると林檎が手を上げて答えた。
    〔負けたー〕
    [たまたま勝てたんだよ]
    ノエルが言うと林檎は肩を竦める。
    〔よく言うぜ、余裕綽々だったじゃん。
    …ま、そんな所も興奮すんだけど〕
    【やっぱ変態だな】
  • 25. 御鏡 2019/01/12(土) 22:52:47
    異形の館に迷い込む主人公の話、連載開始。
    ファウスト「ちょっと主!?私の小説どうなるンです!?」
    …だって、この連載にも出るじゃん。
    ファウスト「…てへ★」


     彼等は、異形の頭を持つ人ならざる存在。当然人間とは違う。
    特に、不満が募った時に、その欲求を解消する方法は特有すぎる。
    スピーカーのラウディスピック、本のテライター、天秤のジジャに
    蝋燭のキドル。それぞれ方法は違えども、確かに彼等は自身を
    満たす事が出来る。キドルに至っては、その頭の焔を
    灯し続けているだけで満足するらしい。だが…

    「………」

     金庫のキッシュボクスは?

    「やぁキッシュボクス。今日は何時もより機嫌が良さそうですね」
    「………」
    「え?良い事が起きる予感がする?…その金庫が開く…ッ!!
    危ない、危ない。ただのジョークじゃありませんか、そんなに
    怒る事ないでしょう?」

     ラウディスピックが笑いながらそう言うと、キッシュボクスは
    呆れたように壁に突き刺さった斧を抜き、食堂へ向かった。

    「…あの開かずの金庫が、どうやって食べてるんでしょうね」

     何時も料理はキドルが作っている。彼の料理は非常に美味だが、
    食事の時間、食堂に居ないと、大変な事になる。

    「禁断の質問ですが、皆さんどう食べて「おい」おやキドル」
    「食事の時間まで…あと一分…早く席に着け…料理が冷める…」

     そう言って食堂に向かう彼の頭の焔は、何時もより少し激しく
    燃え盛っていた。今日は彼を怒らせる事は出来そうに無いと、
    ラウディスピックは頭を抱える。昨夜、ジジャが五分遅れただけで
    焔が消えたので、仕方無いと言えば仕方無いのだろう。

    「お早う御座います、キドル様の料理を戴いても良いデスか?」

     この声はあの医者だ。最近は良く訪れる。確かにこの異形館は、彼の診療所の裏に接している。付き合いも深い。

    「………」
    「おや、キッシュボクス様…良くお分かりになられましたネ。
    確かに今日は機嫌が良いのですヨ。何せ昨夜は、久々に夜の街に
    降りましたからネェ」

     そうして食堂に入った彼は、異形達と食事をする。何時も紙袋を
    被っている彼は、自分達と同じではないかとラウディスピックが
    聞いた事があるが、如何やらそういう訳では無いらしい。
    …朝からイタリアンフルコースを作るキドルは中々に頭の螺子が
    外れているのではないだろうか。正確には、蝋燭の芯が、だが。

     食事を終え、「診察開始の時間ですネ。ごちそうさまでした」と
    言って医者は診療所に帰る。テライターは小説家と会うため、
    黒屋敷へ歩を進め、ジジャは職場へ向かい、キドルは黒屋敷一階、
    入口付近に位置する喫茶店へと出かける。異形の屋敷に残るのは、
    ラウディスピックと、キッシュボクスの二人だけ。各々が自由に
    その日を過ごし始めた。

     …これから悪夢のような出来事が待っているとも知らずに。
  • 26. セシル 2019/01/13(日) 05:15:27
    …こんな噂がある。
    森の奥深くにある大きな洋館に近付いては
    いけない。 中に住んでいる人ならざる
    モノたちに喰われてしまうから。
    ーーーーーーーーーー

    僕は道に迷ってしまったらしい。
    うろうろと森の中を歩き回っていると、
    大きな洋館を見つけた。
    …噂を思い出したが、それどころではない。
    お腹が減って死にそうなのだ。
    僕は洋館の重厚そうなドアを叩く。
    ーーーーーーー

    【…暇だな】
    黒い仮面を付けた切り裂きジャックがため息
    混じりに呟く。その後ろでは、
    『兄さん、忘れ物忘れ物!』
    頭のない…いや、正確にはあるのだが見えない
    少年が、これまた頭の見えない兄を追いかけて
    いる。
    それをまた後ろから静かに本を読み、赤い
    ソファーに座って傍観するのは、儚げな魔神の
    青年。
    〔…ふふ、元気ですね〕
    その横辺りではティーポット頭が獣耳を
    生やした少年を追い回している。
    [コラ、フェンリル!待ちなさい!]
    {やめろ、こっち来んなー!}
    その時。
    《皆様、朝食が出来ましたよ》
    大きくはないが、よく通る声が一階から響く。
    各々、やっていた事を止めた。
    切り裂きジャックは暖炉の前から立ち上がる。
    頭の見えない透明人間の兄弟は階段を降りる。
    儚げな青年は本をパタンと閉ざし、
    ティーポット頭とフェンリルを止める。

    《今日はフレンチを作ってみたんです》
    長く、白いクロスのテーブルには皿がいくつも
    並べられていた。
    〔いつもの事ながら、美味しそうですね〕
    魔神の青年は人の良さそうな笑みで朝食を
    作った彼…ランタン頭の方を見る。
    その時だ。入り口扉を叩く音が聞こえた。
    【俺が見に行ってくるよ】
    切り裂きジャックが椅子から立ち上がり、
    扉の方へ向かった。
    ーーーーーーー
    僕が暫く止まっていると、扉の向こうから声がした。
    【…はい、何方でしょう?】
    人がいるのか…頼んでみよう。
    「僕、森の中で迷っちゃって…一泊、泊めて
    もらえませんか」
    聞くと、扉の向こうの声が暫く黙り込んだ。
    微かに話し声が聞こえるので、何かしら
    相談しているんだろう。
    【お待たせしました、どうぞ】
    その声と共に扉が開く。僕がそこで目に
    したのは、信じられない光景だった。
    頭がない…兄弟らしき二人。ランタンと
    ティーポットの頭をした人ではないモノ。
    頭から獣耳を生やしている少年、扉を開けた
    のであろう切り裂きジャック。
    一人、人間はいるようだが…。
    【…おっと。自己紹介がまだだったな】
    俺は切り裂きジャックのハンナ】
    次は頭のない兄弟が手を挙げる。
    『僕は透明人間で弟のクリーク!』
    『透明人間で兄のクロークだ』
    その次はランタン頭とティーポット頭らしい。
    《私はランタン頭のファルと申します》
    [私はティーポット頭のツヴァイと言います]
    獣耳を生やした青年は渋々といった感じだ。
    {…フェンリル。フェンリル・アーデルベルト}
    儚げな青年は笑顔を浮かべている。
    〔鴉紋と申します〕
    【君の名前、聞いても?】
    「…えっと…ラビです」
    《ラビさん、お腹は空いていませんか?
    ちょうど朝食を作り過ぎてしまって…いかが
    です?》
    「あ、食べます!」
    ランタン頭が笑った。…自分でもおかしな事だが、
    顔の見えない…というか、頭がランタンの彼が
    笑ったということは分からないはずなのに、
    何故か笑っていると分かった。
    僕は余っていた椅子に座る。
    《では、食べましょうか》
    彼…否、ファルの一言で食事が始まった。
    朝食はとても美味しかった。
    僕は気になっていた事を聞くことにした。
    「…あの…この洋館に迷い込むと喰われるって噂…」
    片付けをしていたり、各々の事をしている彼ら全体に聞いた。
    すると、切り裂きジャックが答えた。
    【昔の話さ。昔は俺もヤンチャだったものでね】
    〔それはそうと…お部屋を決めましょうか。
    ハンナくん、お客人を入れて大丈夫ですか?〕
    【ん、大丈夫】
    〔では、ラビさん。今宵はハンナくんの部屋で
    寝てもらえますか?〕
    儚げな彼…鴉紋はまた笑顔で僕に聞く。
    「あ、はい。大丈夫です」
    しばらく話しているうちに、夜になったらしい。
    《皆様、そろそろご就寝のお時間ですよ》
    ファルの声が一階から響く。
    【よし、寝るか。付いてきてくれ】
    切り裂きジャックは椅子から立ち上がる。
    気付かなかったが、かなりの高身長だ。
    彼は廊下を進み、自分の部屋へ着いたらしい。
    【そっちのベッドを使ってくれ】
    彼が指差した方のベッドへ向かう。
    彼…ハンナももうそろそろ眠るようだ。
    【…んじゃ、おやすみ】
    「はい、おやすみなさい」

    …小鳥の鳴く声で目を覚ます。もう朝か…。
    僕は眠い目を擦りながら下へ降りる。
    もう既に鴉紋とファル達は起きていたらしい。
    〔おはようございます、よく眠れましたか?〕
    鴉紋が挨拶をしてくれる。
    「あ、はい。お陰様で」
    〔そうですか。それは良かった〕
    僕は夜考えていた事を言ってみることにした。
    「…あの、鴉紋さん」
    〔はい、何でしょう〕
    鴉紋は読み始めていた本を閉ざしてこちらを
    向く。
    「…ここに住むことって、出来ますかね」
    鴉紋は驚いたようだった。
    〔ええ、構いませんが…ラビさんのご都合は〕
    「大丈夫です。…父も母もいないので」
    〔…そうでしたか。少し、皆を呼んでも?〕
    「分かりました」

    【ここに住みたいって本気か?】
    『え、本当に住んでくれるの!?』
    『…こんな得体の知れないモノと暮らすのか?』
    [人間でここに住みたいと言った人は
    初めてですよ]
    {…住むんだったらちゃんと俺と遊べよ}
    やってきた彼らは疑問に思っているようだ。
    《確認しますよ、本当に良いんですね?》
    ファルが聞いてくる。
    「はい」

    ここから、僕と奇妙な住人たちの生活が
    始まった。
  • 27. 雨露 2019/01/13(日) 06:37:42
    林檎様>>
    はい!よろしくお願いします!( 二回目 )
    皆様の小説、素敵ですよね~。憧れます……

    御鏡様>>
    あー、好きです((
    最後の一言なんですかああぁあぁ!気になりますよ!!

    セシル様>>
    うっどっちも好きっ((
    バトル…そんなに好きじゃないんですが読める…好き……((

    いやあ、人外が絡むのやっぱり好きですなあ……(
    ラビくん、どうなるんでしょうね~



    あ~っ、ある伽羅の過去を書いたんだけど…なあ………()

    「……あの、失礼ですが、連載決めているならさっさと出せ、と、あの人たちが言っていたのですが……」

    ……だってまだ……ンンッ私何にも知らない。





    「ねーねー、あーそぼー!」

    にぱっと幼い子どもらしく笑う目の前の子は、私を持って遊び場に行った。
    遊び場はいつも通り綺麗なところ。
    芝生が生えており、派手とは言えないが、いろいろな花が多く咲いている。
    この子はいつもここで、私と遊んでくれた。

    「えへへ、おはながきれいだー!あ、そだ!おはなのかんむり作ってあげるー!」

    とか言って、私に花冠を作ってくれた。他にも年に合わない難しいことを言ってて。いつもいつも楽しそうだった。

    あの子が成長する度、遊んでいく回数も減った。
    外遊びをしてたり、友達とゲームしたりしてた。
    でもあの子はたまに遊んでくれた。
    笑顔は小さな頃よりかは薄れてたけど、それでも楽しそうに笑ってて、嬉しかった。
    もっともっと楽しませてあげたい。もっともっと笑顔が見たかった。

    ある日突然、すてられた。あの子じゃない誰かが、すてた。
    そのまま回収されて処分されると思えば、神様の悪戯なのか、魂が人形に宿った。

    そのお陰で今、私……ボクは生きている。
    人間らしく大きくなった。見た目は人形だけど。
    いろいろ見た。あの子が一人暮らしするところ。あの子が幸せそうに子どもを抱いているところ。あの子が仕事で失敗するところ。あの子が、あの子が。いろいろ見た。

    あの子が死ぬところも。

    見たのに、見たのに、認めたくなかった。でも、これは現実なんだ、と思った。
    あの子がちっとも動かないから。

    でもショックで、ショックで。
    見た目を変えたり、性格を変えたり、一人称を変えたり。

    元の “ 私 ” の面影が見えないように、隠した。
    悲しさは薄れた。でもやっぱり悲しい。

    あの子が好きだった。

    人間と人形なんて、叶うはずもないのに。
    あの子は今どうしてるのかな。もう一回人間になったかな?それとも、人外になったかな?

    もう一度君が見たい。
    だからボクは、一つの可能性を信じて、彼処へ行くよ。

    「待ッててねェ、×××。」

    叶わないことに背を向けながら、ボクはあの場所へ向かおうと足を進めた。
  • 28. セシル 2019/01/13(日) 06:48:46
    雨露さん→誉めて頂き、ありがとうございます!
  • 29. セシル 2019/01/13(日) 09:00:01
    では休載していたニルヴァレンくん達の続きを…

    やはり外は、シェリー王女が言った通り魔獣の巣窟になっていた。
    『洒落になんねぇな…多すぎる』
    【弱いのは私に任せてー!】
    マーキュリーが杖を振りかざすと、僕らに
    打ったような火球がいくつも打ち出される。
    魔獣を次々と倒していく姿を見て、ルイが
    感心したような声を上げる。
    〔…あの少女、魔法がお上手ですね〕
    「えっと…魔術の女神様の血を引いてるらしい」
    〔なるほど、それで…〕
    喋っているうちにも、マーキュリーとエリスが次々と魔獣を倒していっている。
    僕も喋るのをやめ、剣を抜いて加戦した。
    しばらく歩いていると、少年が居た。
    「えっと…君は?」
    話しかけると彼はこちらを向く。
    宝石のような蒼の瞳、艶やかな金髪の少年だ。
    […お、れは…]
    彼の声は酷く掠れていて、聞き取るのが困難だ。
    【…?ちょっと待って!】
    マーキュリーが僕らを制止し、彼の喉元に手を
    やる。
    【あー、やっぱり!喉に呪いかかってる!
    ちょっと待ってね、すぐ解除したげる!】
    マーキュリーは右手を翳す。すると、
    マーキュリーの右手にあったらしい不思議な形
    のアザが輝いた。
    […あれ?声が…出てる]
    彼は呆然としていたが、僕を見るなり走ってきた。
    [あんた勇者様…だな?]
    「う、うん。そうだよ」
    [俺は代々勇者に力を貸してきた女神族の
    末裔マリー。先代の勇者様には、俺の母さん。
    先々代の勇者様には、俺の婆ちゃん。
    今の勇者様…つまり、あんたには俺ってこと]
    『お前、本当に女神族なのか?羽根とか
    生えてねぇけど…』
    [女神族だよ!このオーラ見て分かるだろ]
    確かに、彼の周りには魔獣が寄ってきていない。
    確かに女神族は聖なるオーラで邪なるものを
    寄せ付けない。
    しかし、彼は困ったような表情をした。
    […ただ、ちょっと困ったことがあるんだ]
    「どうしたの?」
    [俺ら…母さんも、婆ちゃんも初祖の女神様から
    力を貰って勇者様と共に闘うんだ。
    …ただ、邪神が初祖の女神様を封印しちまった。
    このままじゃ俺は本来の力が使えないんだよ]
    『…どうする?助けてやるか?』
    「勿論。封印されてる場所は分かる?」
    [そこは分かる。暗黒空間の水晶の間だ。]
    「よし、じゃあ行こう」
    僕らは彼を引き連れて、暗黒空間へと進んだ。
  • 30. セシル 2019/01/13(日) 09:31:56
    ラビくんの続きも…

    …この不思議な洋館に住むことになって、三日が経った。
    僕はやっとそれぞれの性格や種族を理解しだした。
    透明人間の彼らと切り裂きジャック、ファルが
    僕と同い年の18歳だと言うので驚いた。

    …今日も代わり映えのない朝がやってくる。
    〔おはようございます〕
    相変わらず鴉紋は微笑み、礼儀正しく挨拶する。
    {ふぁ…眠い}
    フェンリルは獣らしく大口を開けて欠伸する。
    《皆様おはようございます、朝食が出来ましたよ》
    ファルの声が響く。僕はまだ寝ているハンナとツヴァイを起こしに向かった。

    ハンナの部屋の扉をノックする。
    【……………もう朝か】
    ハンナの不機嫌そうな声が聞こえる。
    「そうだよ」
    【…待ってろ、すぐ出る】
    しばらくすると、扉が開く。
    いつもの黒い仮面は付けておらず、普段は
    オールバックに整っている黒髪も色々な方向に
    ハネていた。
    「身だしなみ…」
    【いいんだよ、飯食うだけだし…それより
    さっさと下降りるぞ】
    …やっぱりハンナも切り裂きジャックという所を
    除けば僕と同じ、ただの18歳の青年だ。
    僕はハンナに先に行ってくれるよう告げ、
    ツヴァイを起こしに行った。

    ツヴァイの部屋の扉を叩く。
    [……………………]
    返事がない。まだ眠っているのか?
    しばらく扉を叩いていると、クロークが僕の肩を叩く。
    『…ツヴァイは扉を叩いたくらいでは起きない。
    …ツヴァイのみ、部屋に入っても構わない』
    クロークはそう言うと下へ降りていった。
    僕はクロークの言葉に従い、扉を開ける。
    きちんと整理されてはいるが、本棚まみれの
    部屋が現れる。
    奥のベッドでティーポット頭…ツヴァイが
    寝ている。
    「…ツヴァイさん、起きてください」
    [………………む?…ああ、すみません…ラビさん
    ですか。私とした事が…寝坊したようです]
    ツヴァイは律儀にティーポットの頭を下げる。
    「いえ、大丈夫です。ファルさんが
    呼んでたので」

    僕ら全員がテーブルに揃い、朝食が始まる。
    今日はイタリアンのようだ。

    朝食を食べ終わり、食器を片付けた。
    その後は皆思い思いの事をし始めた。

    〔…そうでした。今日は…〕
    鴉紋が急に何かを思い出したらしい。
    「どうしたんですか?」
    〔新しい本を買いに行く日なのですが…
    困りました〕
    「どうしてですか?」
    〔今日に限って魔力が暴走して…一目で魔神と
    分かってしまう日なのです〕
    【…俺は無理だな…この見た目じゃ】
    …確かに、その瞼に刻まれた傷では
    人を驚かせてしまうだろう。
    「僕が行ってきましょうか?」
    〔…すみません、お願いしても?〕
    「はい、勿論大丈夫ですよ」
    《それなら…ついでに食材をお願いします》
    【俺は新しいナイフ】
    「本…どんなのが好きですか?」
    〔推理小説などですよ〕
    「じゃあ、推理小説に…食材、ナイフ…っと。
    買ってきますね!」
    僕はツヴァイから渡された財布を持って洋館を
    出た。
  • 31. 林檎 2019/01/13(日) 10:11:43
    御鏡様>>素敵な小説をありがとうございます。
        世界観が素敵で‥‥好きです((

    雨露様>>お人形さんの話とても引き込まれました。
        そんな辛い思いをしてたなんて(T-T)(語彙力が‥‥)

    セシル様>> 林檎君の話好きです(笑)新キャラですね✨これもまた好きです。
    人外が人間と絡む感じのお話は、好きなんですよぉー。
    あと‥‥暗黒世界‥‥!?続きが気になります‥‥!

    あとしつこいようですが‥‥よろしくお願いします。
  • 32. セシル 2019/01/13(日) 11:34:01
    林檎さん→はい、よろしくお願いします!

    ニルヴァレンくんたちの続きを…

    「着いた…けど、どこにいるの?」
    見渡す限りの暗黒だ。水晶らしきものは
    見当たらない…。
    […あっちだ!]
    僕らは彼の指差す方に走っていく。
    そこには…確かに水晶に閉じ込められている
    女神の姿があった。
    [勇者様の力ならこの水晶を壊せるはずだ!]
    その言葉に従い、僕はアザのある左手を翳す。
    するとアザと水晶の模様が光り輝き、水晶が
    弾ける。
    その拍子に欠片がいくつか僕のカバンに入る。
    [それは時の水晶って言って、邪神の時止め
    攻撃を無効化できるんだ]
    …彼女は眠っていたが、起きたらしい。
    {う、うーん…私はこんな所で何を…あら?
    マリーじゃないの。…後ろの方は……勇者様、
    ですね?}
    「えっと、はい」
    {初めまして、私は初祖女神エリーゼと
    申します。末裔のマリーがお世話になるようで}
    彼女はマリーを呼び、彼の頭上に手を翳す。
    暖かい光が辺りを包み込み、マリーの瞳に
    女神の紋章が浮かび上がる。そして…背中には
    大きく白い翼が生えた。
    [ありがとな、本当の力取り戻せたよ]
    マリーは笑う。心なしか背が大きくなった
    ような気がする。
    《〈女神の末裔〉マリーが仲間になった!》

    ラビくんの続きも…

    僕は街に出た。
    「まず本屋さんを探して…次に食材店…最後に
    武器店かな」
    しばらく街中を散策していると、書店と
    書かれた看板の店を見つけた。
    僕は中に入る。
    〈いらっしゃいませ、何をお探しですか〉
    店員らしき女性が話しかけてくる。
    「えっと…面白い推理小説ってありますか?」
    僕が言うと、彼女は少し考え込んでから言った。
    〈そうですね…お客様のよく読まれる小説の
    作者様のお名前などは?〉
    僕は鴉紋の読んでいる本を思い出す。
    思い出した作者名を伝えると、
    彼女は合点がいったようだ。
    〈ああ、それなら新作が出たところなんです!
    こちらの本棚です〉
    彼女はにこにこしながら案内してくれる。
    「ありがとうございます」
    僕は良さそうな小説をいくつか選び、レジへ
    持っていった。
    〈ありがとうございました!〉
    挨拶を背に、書店を出た。
    次は…食材店だな。
  • 33. セシル 2019/01/13(日) 12:15:35
    その後僕は食材店と武器店を回り、洋館へ
    帰った。
    〔お帰りなさい、ラビさん〕
    鴉紋が本を片手に出迎えてくれる。
    【おう、お帰り…ナイフは?】
    「あ、ナイフ?どうぞ」
    僕は持ち手にお洒落な細工のされたナイフを
    渡す。
    ハンナは心なしか嬉しそうだ。
    【お、良いじゃん。よく切れそう】
    僕は鴉紋に本、ハンナにナイフを渡す。
    そしてファルに食材を渡すためキッチンへ
    向かった。
    「ファルさん、食材買ってきましたよ」
    ちょうど下準備をしていたらしいランタン頭…否、
    ファルがこちらを向く。
    《ああ、買ってきて下さったんですか!
    ありがとうございます、ラビさん》
    「いえいえ」
    《では夕食を作るので、しばらくゆっくりしていてくださいね》
    ファルが微笑む。僕は言われた通り、
    リビングの椅子に腰かけてしばらくうとうと
    していた。

    《皆さん、夕食が出来ましたよ》
    そして夕方…ファルの声で目を覚ました。
    夕食は…和食、とのことだった。

    〔ラビさん、お風呂空きましたよ〕
    たった今出たらしい鴉紋がバスルームから顔を
    出して告げる。
    「分かりました、入ります」
    僕は読みかけの本に栞を挟んで閉じ、
    上に着ているツヴァイが貸してくれた
    ジャケットを脱ぐ。

    「…ふぅ…」
    僕はバスタブに浸かりながら天井を見る。
    「…この洋館って、ここに元々あったのかな?」
    しばらく考えたが、答えは浮かんでこない。
    …そろそろ迷惑かな…出よう。
    僕がバスルームで体を拭いていると、外から
    ハンナの声がする。
    【そろそろ空くか?】
    「あ、今空いたよ」
    僕が告げるとハンナが扉を開けて入ってくる。
    まじまじと人の体を見たことはないが…
    背中は随分傷だらけだ。
    【…何だ?そんなジロジロ見るなよ】
    ハンナは苦笑しながら僕の頭を撫でる。
    「…僕は何で撫でられてるの?」
    【あー、悪い。なんとなく撫でやすい身長
    だからだな】
    ハンナはまた笑う。
    …本性は面倒見の良い兄貴肌なのかもしれない。

    そして…夜も更けてきた。
    《皆様、そろそろご就寝の時間ですよ》
    ファルの声が聞こえる。僕はハンナとクローク、
    ツヴァイと2階へ上がる。
    部屋の前でクロークたちとは別れる。
    「おやすみ、ハンナ」
    【おう、おやすみ】
    ハンナは笑って彼の部屋に入る。
    「おやすみ、クロークくん」
    『…ああ、おやすみ』
    微かにクロークも笑って彼の部屋に入る。
    「おやすみなさい、ファルくん」
    [はい、おやすみなさい]
    ファルもティーポット頭を下げて彼の部屋に入る。
    僕も自分の部屋に入る。
    そして、ベッドに入り眠りに落ちた。
  • 34. シュトフ 2019/01/13(日) 15:56:02
    どうしよう。ここの神作達のせいでおとちゃんループが抜け出せない。
    もう皆さんのキャラが好き。大好き。愛してる
    結婚しよう(唐突な求婚)

    友人が皆さん深夜廻って知ってます?
    それを元にした作品を
    Nちゃん以外、私が個別で作ったオリキャラ軍団
    《個性的な奴ら》のキャラで書くか
    N&エイマーで書くか悩んでるらしいので
    どっちにしましょう。
    日常系は快諾してくれましたよ
  • 35. 御鏡 2019/01/13(日) 16:57:40
    第二章なのに予想以上に長くなったので前半を。

    第二章 侵入者に無容赦

     ラウディスピックがリビングでテレビを見ていた時、玄関が
    荒々しく開く音がした。粗方またキッシュボクスが機嫌を
    悪くしたのだろうと思い、ラウディスピックは玄関に向けた意識を
    再びテレビへと向ける。数秒後、リビングに誰かが
    飛び込んできた。

    「た、た…助けてくださいっ!」

     飛び込んできたのは、まだ若い少女のようだ。ところで、
    ラウディスピックはとある理由から、老若男女誰が相手でも、
    信用出来る者以外は人間を嫌っている。さて、問題だ。
    Q.重度の人間嫌いのラウディスピックの前に、人間の少女が
    現れた。ラウディスピックはどのような行動を取るだろう?
    答えは単純。A.素早く首を掴み、絞殺しようとする。

    「きゃ…ふ、ぅっ…」
    「お前達の所為で…お前達の所為で…!!」

     不意にリビングの入口を見ると、斧を持ったキッシュボクスが
    立っていた。

    「キッシュボクスゥ!お前も溜まってるんでしょう!?
    ホラ、くれてやりますよこの程度!!」
    「………!!」

     ラウディスピックが少女をキッシュボクスに向けて投げると、
    彼は咄嗟に斧を落とし、少女を抱き留める。

    「………?」
    「は?お前…正気ですか?」
    「………!」
    「…良いでしょう。ただし!部屋から出さないでくださいね!!
    廊下なんて出歩いていたその時は、僕が殺しますから!!」
    「………、………。」

     キッシュボクスは気絶した少女を抱き上げると、二階端の部屋に
    向かって歩き出した。その部屋は誰も使っていないので、少女でも
    安心して生活できるだろう。少女をベッドに寝かせると、脇から
    伸びる枷を足首に嵌め、キッシュボクスは部屋を後にした。

     夕方になり、キドルとテライターが出掛け先から帰って来る。
    二人共行先は同じなので、落ち合ってから共に来たのだろう。
    ここで、キドルはとある事を思案する。ジジャの帰宅時間だ。
    彼の仕事は、その頭部を象徴するかの如く、秤に掛けて見る事。
    見る物は、運命。彼の占いは評判が良く、混雑している日は
    夜になっても帰れない事がある。仕事熱心なのは良い事だが、
    自分の作った料理を食べて貰えない事は憂鬱だと、キドルは思う。

    「!…おい、C…」
    「………?」
    「…人間の…匂いが、する…」
    「………、………。………?」
    「…夕食の、材料…料理…」
    「………!?」

     二人が話していると、突如キドルの背後からカリカリと言う音が
    聞こえて来た。その音に反応して振り返れば、そこには自身の
    頭を開き、その頁に文字を書き込んでいるテライターがいた。

    【相変わらず物騒だな、キドル】
    「…この館にいる人間…即ち、侵入者…侵入者キラ~イ…
    だから、料理~…」
    「………。」
    【キッシュ、同感だ。と言うか、誰だって人間は食べないだろ?】
    「…人間…美味だぞ…?」
    【え、ちょ、食べた事あるのかい!?】
    「………!?」
    「……ただのブラックジョ~ク……俺は夕食を作りに行くので…
    そろそろ失礼する~…」

     クツクツと微かに笑い、キドルは夕食を作るため、大きな
    肉切り包丁を引きながら、厨房へと足を進めた。残された
    キッシュボクスとテライターは、彼の背を見てジョークに
    聞こえないと、密かに思う。

    【…ところでキッシュ。人間が居るのか?】
    「………?」
    【嗚呼、是非とも会いたいが…あのラウディが良く許したね?】
    「………。」
    【ほぅ…矢張り君は面白い…ラウディは人当たりの良さそうな
    笑みを浮かべながら、その笑顔の裏の殺意を隠そうとしない。
    ジジャは自分の話によって、多くの人間が喜んだり絶望したりと
    百面相する顔を見るのが好きだと言うし、キドルはもう、人間を
    どんな目で見ているのかも解らない。あの医者…名前は
    何だったかな。彼は過去に殺し、今は救いたがっている。私は
    その行動を観察しているだけで、ネタが増えるから好きだ。君は…
    斧を持ち、如何にも、人を殺します。と言った佇まいなのに、
    殺さない…おっと、すまない。つい夢中になってしまった。
    それじゃあ、まだ夕食までは時間がある様だし、私は
    読書でもしていようかな】

     頁が何も書かれていない真白な状態になり、頭が閉じられる。
    表紙に書かれた、『Capture □□ Language』の文字がピクリと
    動き、彼は自室へ踵を返す。同時に、玄関で音がした。恐らく
    彼が帰って来たのだろう。

    「今帰って来たのは誰か、なんて考えないでね?だって、
    残る異形は僕だけだろう?金と愛と友情と、その質量は全て等しく
    同じ、同じ。ゆらゆら揺れて、ストンと落ちる」
    「………。」
    「嗚呼、Mr.キッシュボクス。ただいまとだけ言っておくよ。
    いやぁ、人間は面白いね。逃れられない運命から必死に
    逃げようと、決まっている運命を捻じ曲げようと、僕に助けを
    求めるんだ。金と愛と友情と、その質量は全て等しく同じ、同じ。
    ゆらゆら揺れて、ストンと落ちる。逃げても隠れても運命は僕等の
    後ろを着いて来る。金と愛と友情と、その質量は全て等しく同じ、
    同じ。ゆらゆら揺れて、ストンと落ちる。金と愛と友情と…」
    「………」

     頭に残る歌と共にジジャは食堂へ向かう。恐らく、昨日
    遅れたからだろう。耳障りな歌だと思いながらも、
    キッシュボクスは食堂へ向かおうとする。そんな彼の目の前に、
    巨大な扉が現れた。

    「お邪魔しますヨ~。夕食も戴いて宜しいですかネェ?」

     中から出て来たのはあの医者で、キッシュボクスは軽く笑う。
    あのキドルの事だ、彼の料理を食べるためだけに医者が訪れた事を
    知れば、歓喜に舞い踊るだろう。

    「戴きマス」

     皆が名を忘れるこの医者は、見掛けに寄らず礼儀正しく、必ず
    挨拶を欠かさない。他の面子は時折疲労から食前の挨拶を忘れて、
    キドルから叱責を受けているが、彼だけはそれを見た事が無い。

    「……ところでC…人間は、何処だ…?」
    「………。」
    「おや、何時の間に人間を住まわせたンですかァ?」
    「僕はまだ住まわせると認めた訳ではありませんからね…!!」
    「…L…喧しい…料理が不味くなる…」
    「何ですかキドル?何か言いました?」
    「…料理が不味くなるから、黙れと言った…」
    「金と愛と友情と、その質量は全て等しく同じ、同じ。ゆらゆら
    揺れて、ストンと落ちる。その人間はきっと少女だろう。幼い子。
    彼女は二階の一番端の部屋のベッドに繋がれてる。しかしながら、
    まだ目を覚ましていない。そんな状況で、君ならどうする?」

     ジジャが金で留められた、愛と友情で創られる頭の天秤を、
    左右に揺り動かすと、キドルはガタンと音を立てて立ち上がり、
    颯爽と食堂を出ようとする。が、それは扉の向こうから伸びる長い
    腕に阻止された。

    「…何処に行くンです?キドル様」
    「…Gの言う事が本当か…確かめに行く~…」

     その腕は、食堂にいる医者のもので、彼は自身の術式を瞬時に
    発動させて、キドルの腕を掴んだらしい。小さな転移扉の中から
    伸びる腕がその証拠だ。

    「…F、離せ…」
    「私もその人間を診たいのでネ。少々お待ちを」

     皆に名を忘れられる哀れな医者は、キドルが低く呟いた、
    『F』に酷く暖かさを感じた。キドルが人の名を呼ぶ時、
    頭文字だけを取って呼ぶ癖がある事を医者は知っている。医者の
    名の頭文字は、キドルが呟いたF。彼の名は、ファウスト。紙袋の
    下で、薄い唇が三日月の形に歪んだ。

    「僕は絶っっっ体に行きませんからね!!」
    「…いや、Mr.ラウディスピック。無理に来る必要は無いと
    思うけど…あ!コホン…君にはとても気になっている異性がいる。
    しかし、何かと縁が尽きない、幼い頃からの付き合いで、自然と
    その人を避けてしまう。君がそうして迷っている内に、相手の
    お見合いが決まってしまった!さあ、君ならどうする?
    勢いに任せて告白するのか!それとも潔く諦めるのか!」
    「決まってるでしょう!前者一択だ!!…はい?」
    「…よし、行くぞL…」
    「何でこうなるんですかあああああ!!」
    【君が勢いに任せてジジャの質問に答えるからだろ。何時だって
    ジジャの質問は重要な選択、その先の未来を決める物ばかりだ。
    それを勢いで答える君は…本当に馬鹿だな】
    「…良く言ったT…いくら俺でも…Gの質問は良~く考える…」


    前半はここまで。因みに名前の元は
    ラウディスピック(Loudyspick;スピーカー頭)→Loudspeaker(拡声器)
    テライター(Teliter;本頭)→Teller(語り手)+Writer(書き手)
    キッシュボクス(Cishbocks;金庫頭)→Cashbox(金庫)
    ジジャ(Geju;天秤頭)→Judgement(判断)
    キドル(Cidle;蝋燭頭)→Candle(蝋燭)
    ファウスト(Faust)→例のあの人

    深夜廻?…ふ、残念ですが我名前以外知らぬのだぜ!だから
    《個性的な奴等》がどんなキャラか、気になるぜ…
  • 36. セシル 2019/01/13(日) 18:59:59
    シュトフさん→赤/髪/の/と/も/さんの
    実況なら見たことありますが…それ以外は
    あんまり知りません(´・ω・`)
  • 37. 林檎 2019/01/13(日) 20:24:04
    セシル様>>続きっ!ありがとうございます(笑)
         勇者の話も人外の話も素敵です。

    御鏡様>>世界感好きです← 
        引き込まれます(*ノ▽ノ)
  • 38. シュトフ 2019/01/15(火) 14:25:23
    ただいま。やっと終わったので暫くお暇です
    なので、一から全部読めます。 やったぜo(`・ω´・+o) ドヤァ…!

    一応個性的な奴らのキャラを載せときます
    この子が現在制作中の深夜廻の二次創作にて登場する主な視点主です
    正式名称・01
    呼び名・ロイ
    性別・男
    ・紫ジト目と赤茶色のくせっ毛
    常に紫と黒のスカジャンを着てる
    個性的な奴らの中では最年少後輩。1番最近になって入ってきた新人
    常に敬語だが「っス」口調。
    割と推してる。
  • 39. セシル 2019/01/15(火) 14:40:29
    人外の続きを…

    …今日はフェンリルとツヴァイの喧嘩する声で
    目を覚ました。
    今日の朝はやけに騒々しいな…またフェンリルが
    ツヴァイのティーポットを壊したのか?
    僕はベッドから起き上がり、声の方へ行く。
    「どうしたんですか」
    理由は大体分かったが、あえて聞いた。
    [どうしたも何もないですよ…またフェンリルが
    私のティーポットを壊したんです]
    …やっぱりか。
    {知らねーよ!持ったら壊れたの!}
    [もう何度目ですか!今度こそ許しません!]
    …僕は呆れて肩を竦める。その時だ。
    〔まあまあ〕
    いつも通り柔和で優しい鴉紋の声がする。
    人の良さそうな笑顔を浮かべ、喧嘩を制止
    している。
    […まあ、鴉紋さんが言うなら…]
    {分かったよ…俺が悪かったよ、ツヴァイ}
    相変わらず凄い。喧嘩をあっという間に
    止めてしまうのだから。
    《皆さん、朝食が出来ましたよ》
    階下からファルの声がする。クロークと
    クリークの兄弟が部屋から出て、下に降りて
    いくのが見えた。
    鴉紋もツヴァイも、フェンリルも降りていく。
    …ハンナはまだ起きていないみたいだ。
    僕はハンナの部屋の扉を叩く。
    【……ラビか?】
    「うん、ファルさんがご飯出来たって」
    【………分かった、今出る】
    その声と共にハンナが出てくる。
    仮面は付けているが、髪はやはりハネている…。

    僕たちは下に降りた。
    今日の朝食はイタリアンのようだ。



    バトルのも載せておきます!

    「そうだ…皆ってピアスとか空けてるの?」
    僕は控え室でノエル、林檎、サフィアに
    聞いてみた。
    『俺?耳に一個』
    サフィアは耳を見せてくれる。確かに翼の形を
    したピアスが一つ空いていた。
    〔俺は…舌に三個、耳に二個だな〕
    「舌?」
    〔そ。舌〕
    林檎は舌を出す。確かに舌に三連のピアスが
    空いていた。
    「…痛くないの?」
    〔俺はな。痛い方が興奮するし〕
    よく見ると、林檎の舌は先が二股に分かれている。
    「?二股に分かれてるの?」
    〔生まれつき。ヘビ舌ってやつ〕
    「へぇ…ノエルくんはピアスとか空けてる?」
    彼は本心の掴めない笑顔を浮かべて答える。
    [僕は空けてないよ]
    その時だ。
    〈紳士淑女の皆様、お待たせしました!
    今宵も闘士たちの殺し合いが始まります!
    本日は…「バーサーカー」林檎と………となり
    ます!〉
    僕が聞いたこともない人だ。
    「サフィアくん、……さんって誰?」
    【あー…確か、お前にマシンガン撃った奴】
    「え、あの人…?」
    【ま、見てみろよ。久々にリアルな殺し合いだ】
    サフィアは鎌を担ぎ、口元に愉快そうな笑みを浮かべていた。
    [はは、「死神」くんは怖いねぇ]
    そう言う彼だって面白そうに笑っている。
    ここからモニターで見られるようだ。

    林檎は相変わらず焦点の合っていない目で
    太刀の二刀流を振り回している。
    相手がマシンガンを撃ってきているのも
    構わずに林檎が飛び出した。
    神業としか言い様のない技術で弾を避け、
    弾を斬るという荒業まで使って相手の懐に
    飛び込む。
    飛び込んで即座に太刀の一本で相手の手を
    切り落とす。
    相手が悲鳴を上げるのも構わず、もう一本の
    太刀を振って頸動脈を切り裂いた。
    〈只今の勝者は「バーサーカー」林檎!〉

    林檎が返り血を拭きながら控え室に戻ってくる。
    〔あー…やっぱり弱い奴とやっても面白くねー〕
    林檎は嫌悪感を剥き出しにした顔で呟く。
    「そんなに強い人と闘いたいの?」
    〔勿論。強い奴と殺り合うと興奮するから〕
    【…そこが変態なんだよ】
    〔何だよ。「死神」くんだってドSだろ〕
    林檎が恍惚とした笑みで言う。
    【違ぇよ、俺の性癖は至ってノーマルだわ】
    サフィアはまた呆れ顔で言う。
    「サフィアくんと林檎くんって仲良いの?」
    【はぁ!?こんな奴と仲良いわけない
    だろ!】
    [あはは、見事に…]
    ノエルは苦笑いを浮かべながら言う。
    「…仲が悪いのか、良いのか分からないね」
    〔俺は強くてSな奴と殺り合いたいだけ
    なんだけどな〕
    【…じゃあ、俺じゃなくたっていいだろ】
    〔まあな。でも、「死神」くんかイヴァンくんか
    ノエルとしか殺り合う気起きねぇ〕
    「僕も含まれてるの?」
    〔初対面で太腿の脈切る子は忘れられねぇよ〕
    林檎はけらけらと笑う。
  • 40. シュトフ 2019/01/15(火) 14:59:55
    深夜廻の奴、我らがトラウマを上げます

    落ち葉を踏みしめ近づいてくる足音にロイは
    1度途切れた意識を戻した。
    はっと開いたロイの目には酸漿色に照らされた
    小学生の女の子が映った。頭の上で結ばれた赤色のリボンが風に揺れる
    すぐに声をかければ良かったが、赤いリボンの少女はピクリとも動かない黒い犬を大事そうに抱えていた。地面を見つめ動かない少女の足元で焦げ茶色のポメラニアンらしき犬が一声吠える。その声を聞き少女はようやく動いた
    ぎこちない手つきで穴を掘り、出来た穴に犬とそっと置く。名残りおしそうに土をかぶせていく。少女は被せ終わったのち後ろに居る焦げ茶色の犬のリードを外し
    ロイの横を小走りに去っていく。
    それを追いかけ犬も走る。
    ひとりポツン残されたロイ。
    静かに立ち上がりその後を追う。
    不思議だ。自分よりも小さな少女なのにこちらが走っても追いつけない。
    むしろ差がどんどん広がる。
    いつのまにか前を走っていた犬は見当たらない
    少女の足が今にも崩れそうな木の板の橋を渡り終えた所で止まる
    ロイもあとを追い木の板を渡る。
    あまりに古く長く上に居るのは危険だと判断し
    ジャンプしたが、飛びすぎたらしく少女を追い越してしまった。
    コケそうになるのを踏みとどまった矢先背後で何かが落ちる音がする。勢いよく振り返ると
    こちら側に少女。対岸に犬。その間を繋いでいた木の板が落ちたらしい。
    少女に吠え続ける犬を無視して、ロイの横を静かに過ぎ去っていった。
    取り残された犬が寂しげに鳴く。ロイは犬を一瞥し少女を追いかけた。
    自分よりも小さな少女を追いかけるのに何度も見失いそうになったが、ようやっと足が止まった
    少女は小さな木箱にのり、花をつけ重々しく垂れ下がった木の枝を見つめていた。

    「これで、いいんだよね」

    そう言い残して、少女の体は宙に浮いた。
  • 41. 御鏡 2019/01/15(火) 15:37:38
    ファウスト「シュトフ、受験お疲れ様ですネ!!(頭をわしゃわしゃと撫でる)」
    出たよ…ファウさんの甘やかしたい病…
    キドル「Fだけ…狡い…」
    ヒェッ、キドルが出て来るのは予想外!聞いてないよ!!
    ファウスト「そンな事言われても私はNI★N★KIですからァ?」
    キドル「Fのクセに…生意気…料理…材料…」
    ファウスト「厄介な患者ですネェ…」

    次回、紙袋VS蝋燭(の予感)
  • 42. シュトフ 2019/01/15(火) 15:43:50
    ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァぁだァ!!!
    あざっしゅ…あざっしゅ…(´;ω;`)
    わしゃわしゃあざっしゅ…。゚(/□\*)゚。わ~ん

    N(やだ。キモ。等々ロイくん出したか!
    エイマー(おぉ!ロイくんだ!
    ロイ(あっどうも。初めましてっすね。ロイです。
    末っ子が出てきて嬉しい年上。すごい好き
  • 43. シュトフ 2019/01/15(火) 15:54:54
    2話目出来たんで載せます。
    今回は深/夜/廻書籍Ver.のストーリーで進んでいます。
    あと、今までは友人作でしたがレクチャーを受け初自分書きです。至らないところもあるかも知れませんがお許し下さい

    次に目を覚ました時、酸漿色の空は墨を塗ったように黒かった。
    目の前で見た赤いリボンの少女の最後。
    思い出した途端に体中になにか得体の知れないものが走回る。しばらく両腕を抱え座り込んでいたが大きな息をついて立ち上がった
    後ろに立つ外灯のおかげでぼんやりと先が見える。犬と少女を隔た木の板よりちゃんとした
    橋と呼べる代物がある。それより向こうは黒いベールで隠されている
    あの暗闇に入っていく勇気がわかず、その場で留まってしまう。動かなければ意味が無いのに
    頭ではわかっていても体は動かない。焦れったさと恐怖で頭がおかしくなりそうな感覚をロイは覚える。覚悟を決め1歩踏み出したロイだったが、直後その体は地面に倒れた

    「誰かいるの?」

    その原因は小さな声。しかもロイが立っていた場所の横にある大きな草むらの中
    開いた口から何度も空気が漏れ、耳には激しくそして速く鳴り響く自分自身の心臓の音が聞こえる。普段眠たげに垂れた紫色の目が潤む
    逃げたいのに逃げられない。尋常ではない恐怖で泣き出しそうなロイ。無慈悲にも草むらは大きく揺れ声の主が動いた事を知らせた
    頭の中で育ての親、先輩方にお礼言いながらロイは強く目を閉じた

    「もしかしてユイ?」

    探る様な震える声。恐る恐る目を開けると草むらからピョンと青色のリボンが生えている。
    いや、正確には草むらの中にいる人物の物であるが客観的に見ればその表現が正しい
    青色のリボンが可愛らしくヒョコヒョコと動く
    青色のリボンが水平に移動し、草むらから大きな黒色の目を潤ませた少女が顔を出した。
    目が合った二人の間を冷たい風が通る
    何も言わずこちらを見つめる少女の口が開く

    「ユイ…?大きくなった?」
    「ユイ…では無いっすよ」

    ロイが戸惑ったように返すと青いリボンの少女は不思議そうな顔をして首を傾げる
    何故そんな不思議そうな顔をするのかロイも分からず、少女の真似をするように首を傾げる
    草むらから顔を出し首を傾げる幼女と、それを見ながら幼女と同じポーズをしてる青年
    傍から見れば通報ものだ。
    しばらく見つめあっていたが、青いリボンの少女が先に口を開いた

    「お兄さんも1人なの?」

    自分よりもはるかに小さな少女に心配され内心恥ずかしくて堪らないロイだが、それを悟られないように何も言わず頷く。
    すると少女の顔が花が咲いた様にパッと明るく笑む。

    「一緒だね」
    「君も1人なんすか?」
    「うん。ユイに待っててって言われたから待ってたら一人ぼっちになっちゃた。」

    先程の笑顔が消え少女はシュンとする。青色のスカートをギュッと掴む手を見てロイは思う
    ユイっていう子はこの子にとってとても大切な人なのだろう。と
    この子の口からそう聞いた訳でもない、そういう事をこの子が会話内で言った訳では無い
    ただ何となく、そうロイは思った

    「一緒に探しま…すっか?」

    下を向いてモジモジしていた少女が顔を上げる
    正直ロイでも何故こんな事を言ったのか理解出来てない。何となく口から出た。
    その言葉に少女は呟くように返す

    「いいの?」

    その言葉にロイは頷く
    少女の顔が先程より少し晴れ、小さな右手をロイに向けて差し出す

    「じゃあ、一緒に行こお兄さん」

    真っ白で小さな手。手と少女を一瞥し優しくその手を握って立ち上がる。

    「よろしくお願いします」
    「お願いしますっ!」

    見下げた少女は引き気味に笑う。
    夜の山、外灯に照らされた2人の影は橋を包む
    黒いベールに溶け込んだ。
    青い少女と紫の青年。二人は手を繋ぎ夜の街へ出かけていきます
  • 44. 林檎 2019/01/15(火) 23:05:05
    セシル様>>平和(?)な人外さんの話よかったです!
         あと‥‥思ってた以上に林檎君が強くってびっくりしてます(*ノ▽ノ)

    シュトフ様>>新夜廻りの小説好きです(T-T)
          ロイ君いいですね(о´∀`о)


    絵も小説も塵レベルの私が見たら死んでしまうような神作ばかりで‥‥
    本当ごめんなさい←((
  • 45. セシル 2019/01/16(水) 05:30:59
    雨露さん→凄いです!(語彙力)
    続きを早く見たいと思う作品です!(*^^*)


    人外の続きを…

    僕らが朝食を食べていると、扉を叩く音がした。
    【俺が見てくる】
    ハンナが椅子から立ち上がり、扉を見に行った。
    微かに聞こえる声からは、来客が敵ではない
    事が知れた。
    【…ああ、どうも…】
    〈他人行儀ですねェ。知らない仲じゃない
    でしょ?〉
    【…まあ、そうですね…それだけですか】
    〈はい。ではまた〉
    ハンナが戻ってきた。何だか苦虫を噛み潰した
    ような顔で椅子に座る。
    「嫌そうな顔だけど…誰だったの?」
    【…医者。ずっと前から付き合いはあるけど…
    俺は好きじゃねぇやつ】
    「そっか。…ごちそうさまでした」
    僕は食器を持って洗い場の方へ行く。
    『ごちそうさまでしたー!』
    クリークの声もし、こちらに走ってくる足音が
    聞こえる。
    『…ごちそうさまでした』
    その後、クロークの声もする。
    皆食べ終わったらしい。食器を早々に片付け、
    僕は二階へ上がった。



    後々新作も投稿しておきます!
    (クオリティが…(´・ω・`)
  • 46. セシル 2019/01/16(水) 05:32:49
    45コメ
    シュトフさん→もう言葉が出ないです…Σ(゜Д゜)
    凄すぎます!
    を載せ忘れていました、すいません!
  • 47. 御鏡 2019/01/16(水) 06:18:06
    ヤフー…朝から思い付いたネタだけ投下します。
    色々人外枠のうちの子(例:ファウスト,キドル,キッシュボクス等)に、
    本気で戦闘させる(シチュは主ちゃんが拐われちゃった!かと思う)
    …ファウスト先生のハイスペックぶりが、今明らかに…
  • 48. シュトフ 2019/01/16(水) 14:24:18
    えぇ。見たーい。
    ファウスト先生戦闘シーン見たーい。
    勝手に思ったんですけど、ファウスト先生率いる御鏡さん人外枠をロイ君とハルちゃんが見たら逃げそう。

    褒めていた頂いて非常に恐縮です
    今続きを製作中で、そろそろ載せられると思うのですが…お化けの描写がどうもイマイチで
    そこら辺変でも目をつぶって下さい。
    何でホラーっていう難しいジャンルに手を出したのか先生(友人)に諭されました。(๑‐́ ₃ ‐̀)↷
  • 49. シュトフ 2019/01/16(水) 14:59:17
    続き載せます

    少女の名前は-ハル-という。親友のユイと共に
    引っ越す前最後の花火を見に来たそうだ
    その帰りにユイとハルははぐれた。橋を渡り暗く続く道を歩きながらハルはロイにそう教えた
    夜道を歩く2人の足がピタリと止まる。
    視線の先には主を無くし寂しそうに地面に転がる明かりの灯った懐中電灯。
    ロイの手を離れハルが駆け寄り懐中電灯をひろいあげる。懐中電灯をマジマジとみるハルにロイが誰の物かと訪ねようとする。
    その時背後で木の葉が掠れる音がする
    二人して後ろを振り向く。
    ハルの持つ懐中電灯が夜闇を照らしあげた。
    もや。
    いや、煙
    黒い煙がそこには居た。ただの煙ではないと理解するのに時間はかからない。
    風にも流されず、形を崩さずその煙はいる
    唖然と見続けている中煙は何かを形作ろうとしている。煙が動き懐中電灯のお陰で見える。
    孔が三つ。その内の二つが閉じたり開いたりと瞬きのような動きをし、残りの一つが何かを言うかのように縦に横に歪み低い唸り声を漏らした。2人の思考があう。
    顔だ。
    照らされ続けた煙がこちらに気づき正面を向ける。
    ぞわりとした感覚。そして吐き気を催す様な怒り、憎しみ、恨み。感じた事も無い憎悪の塊
    目玉はないはずなのに血走った目がこちらを睨みつけてるような感覚に陥る。
    ロイが一歩後ずさるとぐん、と顔は近づいてきた。動けないハルを引き摺る様な形で動かし
    迫り来る顔から逃げる
    どちらに逃げたかなんて覚えてない
    ただ道なりに進んだ。離れても追ってきているのが分かる。暗闇の向こうから刺すような視線を感じる。
    振り向くな。
    前を見ろ。
    足を止めるな。
    何度も転びそうになる自分に言い聞かせる
    逃げ行く先々で嫌な気配は増えて行った。
    幼い声で笑い、呼びかけるモノ
    うつむき、振子のように揺れる白い人影
    人影の生白い腕が風揺られ躍る。
    走っても気配達は一定の距離を保ち追いかけてくる。破裂しそうな程激しく打ち鳴る心臓と
    震えるハルを抱え
    木と草と土の領域を飛び出し、アスファルトとコンクリートの領域へと飛び込んだ
    橙の明かりを出す街路灯の下で地面にへたり込む。走りすぎて喉が痛く鉄の味がする
    先程まで追いかけてきた嫌な気配は無くなった
    体を起こし先程まで走ってきた道を見るが
    暗闇に閉じらて見えない。
    地面に立ったハルと、それを見下ろすロイが同じタイミングで口を開く

    「「お化け…」」

    今まで散々馬鹿にしてきた代物にこんな形で出会うと思わなかった。正直お化け以外に言い換える事は落ち着いてない頭では出来ない
    行く手を阻む暗闇を見つめ続けるハルの背中はとても小さい
    そう言えば、ハルちゃんの友達ユイって子は大丈夫なのだろうか。アレに追いかけられ捕まってないだろうか。第三者への心配をするが
    今戻って確かめに行く勇気なんてない。
    振り返ったハルがロイを見つめ上げる

    「どうしたんすか?」

    そう聞くとハルは下を向き言った

    「ユイのお家に行きたい。もしかしたら帰ってるかも知れないから」

    それを快諾し、二人はまた手を繋ぎ歩いていく
    その道中小さな影を見つけた。二人して目を凝らす──お地蔵様だ
    胸をなでおろしお地蔵様に近づき手を合わせる
    お供えとしてハルがキャンディを出そうとしたが、無かったらしく10円玉を置き
    目を瞑り願い事を言う
    ロイも真似して手を合わせる。横から小さな声で

    「ユイと会えます様に」

    願い事が聞こえる。その願いにロイの頬が緩む
    声に出さないようにロイも願い事を言う
    ─2人が無事出会えますように
    互いに願い事をしてユイの家を目指す
  • 50. セシル 2019/01/16(水) 15:57:50
    では新作を…怪盗団と警察、敵対する怪盗の
    三つ巴バトルものとなります。
    怪盗側と警察側のプロフィールを…
    リーダー「ターコイズ」〈18〉
    (本名「高杉真白」♂ 一人称「俺」)
    副リーダー兼ブレイン「アクアマリン」〈19〉
    (本名「安藤桜」♂ 一人称「俺」)
    メンバー「オパール」〈17〉
    (本名「雛月綾乃」♀ 一人称「私」)
    戦闘要員メンバー「セレスタイト」〈18〉
    (本名「緑川日向」♂ 一人称「ボク」)
    情報収集メンバー「トリフェーン」〈19〉
    (本名「水上梓」♂ 一人称「オレ」)
    戦闘要員メンバー「ブラッドストーン」〈18〉
    (本名「東野香澄」♂ 一人称「僕」)

    警察側も…
    リーダー「新妻優兔」♂〈20〉
    (オブザーバー。本職は数学の教授。一人称は僕)
    副リーダー「水上大和」♂〈24〉
    (「トリフェーン」水上梓の兄。階級は警部。
    一人称は俺)
    メンバー「雛月旭」♂〈22〉
    (若き新人刑事にして「オパール」雛月綾乃の
    兄。階級は巡査部長。一人称は俺)
    メンバー「神楽坂時雨」♂〈23〉
    (公安から派遣されている。階級は警視。
    一人称は僕)

    敵対する怪盗
    ラビット(本名「轟 零」♂)
    学校ではターコイズの親友。
    ターコイズの正体は知らないみたい。

    (すぐに視点が切り替わりますので、
    どちら側の誰の視点か推測してみて下さい!)

    ー 神出鬼没の怪盗団、「ジュエリーズ」。
    どんなに厳重な警備の場所からでも
    目当ての物を盗んで消えてしまうらしい。

    〈ニュースです。昨夜、◯◯博物館から
    王家の秘宝タイガーアイが盗み出されました。
    情報によると、巷で話題の「ジュエリーズ」の
    犯行ではないかと…〉
    俺はテレビの電源を切った。
    【…くだらん】
    また「ジュエリーズ」か…あいつらは何度
    俺たちを嘲笑ったら気が済むんだ。
    【優兎…どう思う】
    俺は隣にいたリーダー…今は退屈そうに
    ルービックキューブをしている、新妻優兎に
    問いかける。
    {さーね。僕知らなーい}
    …いつもの調子だ。俺がため息を吐いたその時、
    雛月旭が慌ただしく入ってきた。
    〔せ、先輩!今、これが!〕
    雛月が出してきた封筒にはこうあった。
    [ー ご機嫌よう、無能な警察の皆様
    今宵は美女の眠る古き屋敷に、
    “秘めた思い”を盗みに参上致します
    怪盗団「ジュエリーズ」より ー]
    【…またか!】
    俺は封筒をきつく握る。
    毎回、盗む物は宝石だ…石言葉とでも言うのか?
    それと、場所を謎かけで書いてくる。
    “秘めた思い”…アレキサンドライトか。
    美女の眠る古き屋敷…◯◯美術館だ。
    【…おい、行くぞ】
    {はーい}
    新妻優兎は不機嫌そうに返事をし、
    ルービックキューブを置いて付いてくる。
    〔はい!〕
    雛月旭は尻尾があったら振りそうな勢いで
    こちらに走ってくる。
    俺達は次に犯行予告がされている美術館の
    警備に向かった。
    ーーーーーーーーーーーーー

    「なー、アクアマリン!」
    俺と「トリフェーン」が作業をしていると
    後ろから我がリーダー、ターコイズが
    抱きついてくる。
    『…やめろ、ブラインドタッチがずれる』
    「そんなのどーだって良いじゃんよー!
    構えよー!」
    『…さっき確か、セレスタイトが暇そうに
    していた。あいつにでも構ってもらえ』
    「セレスはやだー!アクアマリンがいいの!」
    『…ワガママを言うな…少し待っていろ』
    俺はため息を吐きながらも今夜盗みに入る
    美術館のデータベースをハッキングしていく。
    防犯データにウイルスを送り、破壊する。
    一通りの作業を終え、俺はリーダーの方を向く。
    『…何だ』
    「アクアマリンと遊びてーの!」
    『…はぁ』
    ーーーーーー

    俺は美術館のすぐ目の前にいた。
    横にはアクアマリン、トリフェーン、
    セレスタイト、オパール、ブラッドストーンの
    順で並んでいる。
    「セレス、ブラッド。ちょいこっち来い」
    《はい?》
    〈…はい〉
    「作戦確認するぞー。まずセレスが変装して
    入って、合図で正体バラす。そしたら
    ブラッドと一緒にセレスが警備員引き付ける。
    その間に俺とオパール、アクアマリンで警察の
    注意を引き付けて、皆で逃げるって作戦!
    …あー、でも…ラビットが来るかもしんねーな。
    あいつは面倒くさいかんなー」
    ラビット…それは俺たちが敵対する怪盗の名だ。
    いつもカード状の麻酔銃から霧状の麻酔を噴射
    してくる。
    『…想定の範囲内だろう、「ターコイズ」』
    アクアマリンが呟く。
    「…だな!行こうぜ!」
    俺たちはマントを羽織り、ベネチアンマスクで
    顔を隠す。
    ーーーーー
    《さて…我がリーダーの作戦、決行しますか》
    ボクはパーカーを羽織り、メガネを掛け、
    マスクを付ける。
    美術品を見に来た客に素知らぬ顔で紛れ、
    まんまと侵入成功だ。
    しばらくは様子を伺うか…警備員は廊下に五人、
    各美術品の前に二人ずつ。後は…後から絶対に
    来る「ジュエリーズ」対策班の警察四人の
    計三十一人くらいか。
    よし…こっちに集まったタイミングを見計らって
    変装をバラすか。
    その時ちょうど、リーダーから合図があった。

    ボクはちょうど近くにいた警備員を呼び止めた。
    《警備員さん、ちょっと良いですか?》
    {はい、何でしょうか?}
    ボクはメガネを外し、マスクを取る。
    《ボクが誰か、分かります?》
    {…!}
    相手も流石に気付いたようで、応援を要請した。
    あっという間に取り囲まれてしまった。
    ボクは近くにいたブラッドに助けを求める。
    〈…セレス、加勢しよう〉
    《サンキュ》
    僕は拳を構え、ファイティングポーズを取る。
    ブラッドは鋭い音と共に特殊警棒を伸ばす。
    一、相手は二十七人。
    二、相手の武器は警棒、あるいは素手。
    三、相手も重厚な訓練を受けているだろうが、
    「こんな実戦」は基本初めてである。
    四、腰のホルスターにある拳銃は九割方
    使わない、いや、「使えない」
    以上の分析からの、結論。
    ボクが相手をするのは多くとも最前列…
    つまり、前に立つただ一人。
    《かかってきなよ》
    警備員は警棒を振りかざして僕に飛びかかる。
    大振りな警棒に、大振りな動き。
    武器を扱う観点からすれば、隙が大手を振って歩いているようなもの…ボクの敵じゃないな。
    ボクは身体を屈め、軽やかな動きで警棒を
    かわし、相手の腰にタックルをかます。
    相手の身体がぐらついた隙を突き、両膝の裏を
    掴んで掬い上げ、全体重を掛けて地面に
    叩き付ける。
    すると、相手はあっさり気絶した。
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    『…リーダー、オパール。もう来ているようだ』
    アクアマリンがハッキングしたデータを
    見せてくれる。
    「りょーかい!それじゃあ対策班共の注意
    引き付けちゃいますか!」
    俺は盗んだ巨大なアレキサンドライトを
    青い月の光に透かしながら笑う。
    〔待てー!〕
    後ろからオパールの兄ちゃんにして対策班の
    メンバー、雛月旭の声がする。
    今追いかけているのがまさか自分の妹だとは
    知らないだろう。
    「走れー!オパール、アクアマリン!」
    俺は先導しながら走る。後ろからは
    アクアマリン、オパール、雛月旭の順で
    引き連れている。
    俺たちは窓際に降り立ち、今戦っている
    セレスタイトとブラッドストーンを合図で
    呼んだ。
    「…おや、遅いご到着ですね」
    俺は揃った対策班のメンバーを見回す。
    〔「ジュエリーズ」リーダーのターコイズ!
    逃がさないぞ!〕
    「はは、面白い事を仰る」
    早く逃げないとラビットが来るかもしれない。
    俺は内心焦りながら笑顔で喋る。
    [なーに?君たち、面白そうな事してるじゃん]
    …嫌な奴の声が聞こえた。
    兎の仮面を被ってカードを持っている…
    ラビットだ。
    「…今宵は、ここで失礼致します。
    また、次の月夜にお会い致しましょう」
    俺達はマントを翻し、窓から虚空に消えようと
    した。が。
    [つれないなー、僕は君たちの正体が
    知りたいんだ!だからさ…遊ぼうよ]
    ラビットが不敵な笑みでカードを向ける。
    そして…撃った!
    俺たちは咄嗟にマントで顔を覆った。
    警察の方は…「トリフェーン」の兄、水上大和と
    癪に障る神楽坂時雨の二人だけは無事らしい。
    俺たちは身体を翻し、虚空に姿を消した。
  • 51. シュトフ 2019/01/16(水) 16:15:31
    セシルさん<<怪盗vs警察…自分の好きなジャンルが来て今とっても嬉しいっ!!
    ジュエリーズめっちゃ好きや…!
  • 52. セシル 2019/01/16(水) 17:22:44
    シュトフさん→ありがとうございます!
  • 53. セシル 2019/01/16(水) 17:56:50
    では「ジュエリーズ」の続きを…

    俺たちはアジトに戻ってきていた。
    「あー、良かった。麻酔食らってたら
    捕まってたかも?」
    俺がそう言うとブラッドストーンが
    微かに笑う。
    〈…よく言う…リーダーの身体能力と
    口の上手さなら騙せない人間などこの世に
    メンバー以外いないだろうに〉
    「まーな!」
    話を遮るようにセレスタイトが手を挙げる。
    《リーダー、相手にちょっと撃たれちった!》
    確かに脇腹から血が滴っている。
    「アクアマリン、愛華姐さん呼んでー!」
    俺は知り合いの闇医者、久慈川愛華の名を
    アクアマリンに伝える。
    『…ああ』
    アクアマリンが頷き、電話を掛け始める。
    『…どうも…「アクアマリン」ですけど。
    …はい、「セレスタイト」が怪我をして…はい。
    分かりました、お待ちしてます』
    アクアマリンが電話を切った。
    『…すぐ来てくれるそうだ』
    「マジかー!愛華姐さんもたまには良いとこ
    あんじゃん!」
    【あ"?テメェ、誤解を招くような言い方
    すんじゃねーぞ】
    すぐ後ろからドスの効いた女性の声がする。
    この声は…
    「ヤベー!愛華姐さんいたのかよー!」
    そう、この黒髪ロングでドスの効いた声を持つ美人女医こそ知り合いの闇医者
    「久慈川愛華」だ。
    帝大医学部卒のエリートなのだが、生意気な
    患者を殴った事によって堕落して今の地位に
    いるという訳だ。
    口調は乱暴で、すぐ手が出る短気な性格だが
    医療の腕は確かだ。
    愛華姐さんは気だるげに髪を掻き、
    セレスタイトに話しかける。
    【で?セレスタイト。早く撃たれた所出せ】
    《はーい》
    セレスタイトがパーカーを捲る。裾は血で
    赤黒く染まっていた。
    【あー…こりゃかすり傷だな。血は出てっけど、
    内臓までは行ってねぇから安心しろ。
    ま、一応縫っとくか…部分麻酔打ってやるけど、
    我慢しろよ】
    愛華姐さんは注射器をセレスタイトの
    傷口付近に打ち込み、針をブッ刺した。
    《あ痛っ!》
    セレスタイトが小さな悲鳴を上げる。
    【我慢しろっつったろ、次声出したら
    その口も一緒に縫うぞ】
    愛華姐さんはとんでもない事を言って傷口を
    縫っていく。
    しばらくして…縫い終わったらしい。
    【…ほれ、終わりだ。よく我慢できたな】
    愛華姐さんはちょっとだけ笑って
    セレスタイトの頭を撫でる。
    《ありがと、愛華さん》
    【愛華さんじゃなくて久慈川先生、な?
    じゃあアタシは帰るから、また用あったら
    呼べよ】
    愛華姐さんは帰っていく。
    「そういえばさ、俺だけ「愛華姐さん」って
    呼んでんだけど…怒られた事ねーな」
    『…馴染みだからじゃないか?』
    「そーいや、そーかもな!」
    そういえば…俺と愛華姐さんの出会いは
    かなり前だ。
    俺が街中で怪我して、泣いてるのを
    愛華姐さんが見つけて治療してくれたのが
    始まりだった。
    俺は慕って「愛華姐さん」って呼んで、最初は
    メチャクチャ怒られて…でも、最後の方は笑って
    許してくれるようになったんだよな。
  • 54. セシル 2019/01/16(水) 18:37:23
    次回は新作と「ジュエリーズ」の続きを
    掲載しようと思っているんですが…

    ・IQ550の天才ショタ殺人鬼がその頭脳を
    生かして犯罪捜査に協力するお話

    ・普段はサーカス業を営むが、
    時には戦闘や暗殺まで請け負う
    何でもサーカス団のお話

    ・死神が探偵となり、怪事件をヴァンパイアの
    血を引く高校生助手と共に解決するお話

    この三つのうち、どれを先に制作し始めれば
    良いですかね…?皆様の意見が聞きたいんです!
  • 55. 林檎 2019/01/16(水) 18:48:57
    セシル様>>新作ですね✨(*´∀`)
         どれも素敵ですが個人的にあくまでも個人に、
         ショタ殺人鬼のお話がみたいです…(笑) 
  • 56. シュトフ 2019/01/16(水) 19:27:09
    死神探偵…!

    現在ガチスランプなう。つらまロマン(´·ω·`)
  • 57. 御鏡 2019/01/16(水) 19:32:00
    ショタ殺人鬼…!?気になりますなぁ…
    ガチ切れ中のファウスト先生に言って貰いたい台詞急募。
    絶対言わせる気でいる奴→「(サイコパス丸出しで、相手を罵るように)
    アーハッハッハッハハッ!!馬鹿が、本気でワタシに勝てるとでも
    思ったんですかぁ!?」
  • 58. シュトフ 2019/01/16(水) 19:34:31
    そのファウスト先生の足元に跪きたい
    あっ…失礼。変態淑女検定1級保持者の癖が出てしまいましたわ。
    敬語抜けたVer.とかも気になりますねぇ!
  • 59. セシル 2019/01/16(水) 19:35:27
    そうですね…
    次回は「ジュエリーズ」の続編と
    ショタ殺人鬼とサーカス団の序章、
    死神探偵の一話を掲載することに決定しました!
  • 60. セシル 2019/01/16(水) 19:38:54
    シュトフさん→変態淑女検定1級…(笑)
    では自分の従兄弟(男)は絶対に変態紳士検定1級
    保持者ですね(真顔)

    御鏡さん→是非ともこの状態の
    ファウスト先生と我がショタ殺人鬼愛崎くんを
    対決させたいものです!

  • 61. 御鏡 2019/01/16(水) 19:43:32
    残念だったな、敬語抜けはキドルとキッシュボクスの役目なのだよ。
    キッシュボクス「………」
    え、キッシュボクス酷い。
    キドル「…挽肉。抉り出し…」
    何処の猿夢ェ!?

    え?サイコファウスト先生と対決?面白そうですねぇ!!
  • 62. シュトフ 2019/01/16(水) 19:51:51
    バンザァァァァァァァァァァァイ!!!!
    死神探偵楽しみにしてます!
    そのお二人決闘させたら血塗れになりません?
    大丈夫?

    変態淑女検定は1級になるまで、とても大変な道のりでした。様々な人から「お前変態やろ」と言われ続け。いつ先日友人から
    「シュトフ。お前はこの度、この良き日に変態淑女検定1級に合格した事を認める」
    と認定証(プリント裏手作り)を貰いましたよ
    (*`ω´*)ドヤッ

    ーここから先妄想話です。ご理解下さいー
    唐突なんですけど、兄ロリ良くない?
    兄ロリって良くない?
    今回初にも関わらずホラーとかいう上級ジャンルに手を出したのはロイ×ハルの兄ロリのせいなんですよ。よくない?
    分かります?身長差萌えってやつ。
    恐怖を乗り切ったあと、何年かの時を経て成長したハルちゃんが街中とかでロイ君見かける度に満面の笑みを浮かべながら手を振りつつ
    「お兄さん!」って言いながら、駆け寄ってくる様子。それをちょっと微笑みながら待ってあげるロイ君。可愛いない?ヤバない?
    幼児特有の唇kissは無いけれど、頬kissはある
    ほら、立ち上がろうとしてる所を服引っ張って
    オゥ…イェアァ…って!
    よくイラストとかであるじゃないですか
    kissされた方の目は閉じてる。
    「ありがとう」の意味を込めたkiss。
    その後さ、された側は顔真っ赤にしながら立ち上がって後ずさるけど。した側はニッコリ笑って、された側の事を見てる。
    で。された側はちょっと照れながら頬を掻く
    良くない?私このシュチュエーション大大大好きなんですよ。
    分かります?
    え?分からない?
    なら、こちらにおいで教えて上げるから

    すんません。溜まってたんです
  • 63. とーめ 2019/01/16(水) 20:12:20
    失礼します。入りますね(σ´・ω・)
    御話の内容すきです(唐突)
    中を見て、皆さんのお話がどちゃくそストライクに入りました…!
  • 64. 林檎 2019/01/16(水) 21:33:44
    御鏡様>>サイコファウスト先生最高です((((;゜Д゜)))

    セシル様>>次回作も楽しみにしております!!

    シュトフ様>>そのシチュエーション、兄ロリっ!いいですね最高でs((
          私も変態淑女検定2級位なら行けるでしょうか‥‥(笑) 
  • 65. 御鏡 2019/01/16(水) 23:41:43
    とーめ様いらっしゃいませです!!
    林檎様、それを聞いてサイコパウスト先生(サイコパス+ファウスト)が
    小躍りし始めましたよ。
  • 66. 御鏡 2019/01/16(水) 23:45:17
    もうひとつ。サイコパウスト先生は、気狂い起こし過ぎて、
    主ちゃんを殺しかければ良いと思う。すんでのところで正気の
    ファウスト先生に戻って、主ちゃん殺しかけた事後悔して
    何回も謝罪すれば良いと思う(ゲス顔)
  • 67. セシル 2019/01/17(木) 05:30:45
    では、「ジュエリーズ」の続きを…

    俺はパソコンを使っているアクアマリンに
    声を掛ける。
    「なーなー、アクアマリン!次何盗むー?」
    『…“見通す心”はどうだ?』
    この石言葉はウレキサイトの事だ。
    「ウレキサイト?それ良いかも!でもさー、
    次は二つくらい盗みたいんだよなー。ほら、
    そっちの方がさ。「スリル」あるだろ?」
    そう、俺たちにとって「スリル」とは重大な
    意味を持つ事だ。
    オパールの本名は雛月綾乃。雛月カンパニーの
    社長令嬢にして箱入り娘だ。そんな恵まれた
    綾乃が俺たち「ジュエリーズ」の一員で
    あるかと言うと…普段の生活じゃ「スリル」を
    味わえないだからだそうだ。
    だから、俺たちは捕まることより、
    盗み出せなかったことよりも「スリル」を
    重要視する。
    『…そうだな…「スリル」を求めるなら
    “冒険心”だな』
    「ああ、カルセドニー!あれ良いよな!
    それにしようぜ!」
    俺は早速トリフェーンを呼び、予告状の原本を
    パソコンに打ってもらう。
    「ー ご機嫌よう、無能な警察の皆様
    今宵は瞳の見守る神殿に、
    “見通す心”と“冒険心”を盗みに参上致します
    「ジュエリーズ」より ー」
    「よーし、完璧!トリフェーン!
    これ印刷して、対策班の奴らに送っといて!」
    [ん、了解]
    トリフェーンは本当によく笑う。やはり
    “優しさ”と“寛大”の石言葉を持つ宝石なだけは
    ある。
    トリフェーンは印刷した封筒を送ってくれた。
    「サンキュな、トリフェーン」
    [いいえ、また何かあったらどうぞ?
    我らがリーダー]
    トリフェーンはわざとらしく胸に手を置き、
    お辞儀をしてみせた。
    俺はそんな彼に苦笑を返しつつ、前を向く。
    「さて…じゃあ、用意しますか!」
    俺は仲間たちを呼んだ。
    《どうしたの、リーダー》
    ちょうど外で鍛練をしていたセレスタイトが
    すぐにやってくる。
    〈…どうした、リーダー〉
    次にブラッドストーンが後を追って来た。
    〔どうかなさいましたの?〕
    オパールは髪を巻き、カチューシャを付けた
    高校から帰った姿のままでやって来る。
    「次の計画立てようぜ!まあ、前と大体同じ
    かもだけどな!」


    ではショタ殺人鬼の序章を…

    「…大人ってつまんないや」
    そう呟く彼の影はまだ10歳くらいの子供だ。
    …だが、侮ってはいけない。
    彼こそ天才殺人鬼、愛崎瞬なのだから。
    俺は覚悟を決め、彼の入っている房の扉を
    開ける。
    そこには小柄な身長、可愛らしい顔立ちの
    愛崎瞬がいた。
    年齢的に言うと本当はまだ禁固刑になっては
    いけない筈なのだが、彼だけは特別だ。
    “危険度が極めて高く、再犯をする可能性が高い
    精神状態が正常であることから”だそうだ。
    まとめると…危険でサイコパスということだ。
    …そんな彼に協力を求めているなんて、警察は
    一体どうなっているんだろうか。
    しかし…彼の10歳にして500越えのIQは捜査に
    なくてはならないのだ。


    そして死神探偵の一話を…

    [お前、今日から人間界で探偵してこい]
    そんな一言と共に、俺は人間界に
    放り出された。
    …俺の職業は、れっきとした死神だ。
    本来人間の魂を狩る筈の俺が、何故人間に
    協力するかというと…近頃人間界で不可解な死を
    遂げる人間が多いらしい。死神としての業務を果たしづらいから調査してこい、という訳で
    俺が送り込まれたのだ。
    事務所は…死神王の方で用意してくれたらしい
    場所に向かう。
    ーーーーーーーーー
    「……ここか」
    地図の場所に着いた。完全オートロックの
    最新セキュリティが施されたマンション
    らしい。
    俺はインターホンを押す。
    〔はい、どのテナントの方でしょうか〕
    溌剌とした女性の声の機械音が響く。
    確か、俺の人間界で使う名前は…
    「……《黄泉探偵事務所》の黄泉です」
    〈黄泉梓〉それが俺の偽名だ。
    〔少々お待ち下さい…はい、黄泉様ですね。
    どうぞ〕
    目の前の自動ドアが開く。
    俺はエレベーターに乗って、事務所まで行く。
    しばらくして着いたので事務所のドアを引き
    開け、ソファーに座り込む。
    「…確か、死神王が助手を見つけたと
    言っていたな…暫く待ってみるか」
    俺が暫くソファーでうつらうつらしていると、
    ドアをノックする音が聞こえた。
    俺はソファーから立ち上がり、ドアを開ける。
    そこにはコンタクトでもしているのか赤い目、
    黒髪に高身長の青年が立っていた。
    『…あの…僕、黒瀬って言います。ここで助手を募集してるって書いてたんですけど…』
    彼は高校生のようだ。
    「…ああ、所長の黄泉だ。よろしく頼む」
    ーーーーーーーーーーーーー
    彼の姿は黒いスーツ、黒いローファー、
    黒髪黒目。痩せ型の体型に異常に真っ白い肌、
    外国人のように彫りが深く、整った顔立ち。
    手足が長く、何を着ても似合いそうだった。
    僕が助手の事を聞くと彼は、
    『…ああ、所長の黄泉だ。よろしく頼む』と
    白くて長い手を差し出してきた。
    僕も彼の手を握り返す。
  • 68. セシル 2019/01/17(木) 05:34:07
    サーカス団の序章を載せ忘れてました(´・ω・`)

    ー こんな噂がある。
    「街にやって来る人気サーカス団
    〈ヴァルキリー・ナイツ〉は探し物の捜索から他人の暗殺まで何でも引き受けてくれる」
    これは、そんな何でもサーカス団のメンバーが
    引き受けた“任務”と日常のお話。
  • 69. セシル 2019/01/17(木) 05:41:02
    とーめさん→よろしくお願いします(*´∀`)♪
  • 70. とーめ 2019/01/17(木) 15:11:37
    69.セシルs→よろしくお願いします(〃´ノω`〃)
    66. 御鏡s→なにそれ良いじゃないですか…!ファウスト先生いいですよね…ストーリーモードの時とかかっこいいですよ。
  • 71. 雨露 2019/01/17(木) 15:59:48

    %e7%84%a1%e9%a1%8c .

    すっごく今更ですがトピ画です((
    遅くなりました言い訳を申しますと、書き直し&アナログを載せれる機種g((
  • 72. シュトフ 2019/01/17(木) 15:59:54
    熱が38度台出てめっちゃ辛いのに
    ここ来たら、楽になる。
    すなわち、皆さんの作品やコメントは安定剤
    ハッキリわかんだね
  • 73. 林檎 2019/01/17(木) 16:45:14
    とーめ様>>よろしくお願いします!!

    セシル様>>序章‥‥!!続きが気になるっ!

    雨露様>>すごく可愛いです!ありがとうございます←
  • 74. 御鏡 2019/01/17(木) 16:58:22
    そ、その口振り…GGを知っているな…!?
    ファウスト「でも私、一応アナタのOCなンですよネェ。あの方とは
    別人なンですヨ。一応ネ」
    そーなんです!!ファウスト…何だっけ?
    ファウスト「…ファウスト・カレスですヨ…」
  • 75. セシル 2019/01/17(木) 18:35:40
    「ジュエリーズ」の続きを…

    〔うふふ、今宵は何を盗みますの?リーダー〕
    オパールが悪戯っぽく微笑む。
    「今日は、ウレキサイトとカルセドニー!
    “見通す心”と“冒険心”!」
    〔あら、二つなんてスリル満点ですわね。
    腕が鳴りますわ〕
    「そういや…関係ねーけど俺ら怪盗団
    「ジュエリーズ」っていくつぐらいから原型
    あったんだっけ?」
    『…確か…小学1年生の時に近所の家から財布を
    盗った頃からだろう』
    「あー、そんな事件あったわ!そうかー、
    そこからかー。懐かしいな!」
    《リーダー、昔話は帰って来てからしよーよ。
    取り敢えず行こー》
    セレスタイトが俺を急かす。
    「あ、そーだった!ごめんごめん。
    じゃ、行こうぜ!」
    俺たちはいつもの姿に身を包む。
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    「…お、あったあった」
    俺はセレスたちが警備員を引き付けているうちに
    “見通す心”ウレスタイトを見つけた。
    すぐにポケットからダイヤモンドカッターを
    引っ張り出し、ガラスを焼き切る。
    「…後でトリフェーンに渡しとこー」
    そう、「裏」への売却はトリフェーンの担当だ。
    帰ろうとしたその時、アクアマリンから連絡が
    あった。
    『…リーダーか、“冒険心”盗めたぞ』
    「よし、じゃ対策班共引き付けるぞ!」
    俺は即座にアクアマリン、オパールを呼ぶ。
    窓際に降り立った俺たちをいつもの対策班が
    囲む。
    〔またお前らか!今度は逃がさないぞ!〕
    オパールの兄ちゃん、雛月旭が叫ぶ。
    「滑稽な事を仰る。我々は神出鬼没の怪盗団、
    「ジュエリーズ」ですよ?
    …では。また月が美しい夜にお会いしましょう」
    俺たちは身を翻し、虚空に消えようとした。
    すると、後ろから誰かが撃った弾が俺の足首を
    直撃した。
    「…あ痛っ!」
    俺は突如走った鈍痛に気を取られ、地面に
    降りる際の受け身を取れず転がってしまう。
    『…リーダー!』
    〔リーダー!大丈夫ですの!?〕
    アクアマリンたちが心配そうに駆け寄ってくる。
    「…だ、大丈夫…それより早く行かねーと…」
    俺はズキズキと痛み、出血している左足首を
    きつく押さえながら歩き出そうとするが、
    ふらついてしまう。
    その時だ、目の前の車道からライトがこちらに猛スピードで走ってくる。
    …パトカーか?そう思ったが、違った。
    バイク…だな。
    フルフェイスのヘルメットを被っていて、
    操縦者の顔を見る事はできない。
    けたたましいブレーキ音を立ててバイクが
    停止し、操縦者がヘルメットを取る。その顔は…
    【よっ、ターコイズ】
    オールバックの黒髪に切れ長の吊り目…!
    「…え、龍兄さん!?」
    『…本当に、龍さんなのか!?』
    【何だよお前ら、薄情だなぁ。兄貴分の顔
    忘れたのかよ】
    龍兄さんはさほど落ち込んでもいない顔で
    笑う。
    通称、龍兄さん…フルネームは巽 龍一。
    俺の…いや、「ジュエリーズ」全体の兄貴分だ。
    【ほれ、ターコイズ。乗れ。どうせ用事
    あるし…親父ん所まで乗っけてってやるよ。
    アクアマリン達は横にあるバイク使え】
    龍兄さんは笑ってバイクの後部座席を叩く。
    そして、横に並んだ高級バイクを指差した。
    「…サンキュ、龍兄さん」
    【良いって良いって】
    ふと後ろを見るとパトカーが追いかけてきている。
    「龍兄さん、パトカー来てる!」
    【分かってる…飛ばすぞ、しっかり掴まっとけ】
    龍兄さんはバイクを振り回し、
    後ろのパトカーを引き離す。
    アクアマリンたちも平然とバイクを手懐けた
    猛獣のように操縦している。
    ーーーーーーーーーーーー
    何とか振り切れたようだ…。
    【ほい、着いたぞ…怪我は…あ!ちょうど今
    久慈川姐さんが来てるから、治してもらえ】
    着いた場所は“巽工具製作所”
    龍兄さんの親父さん…巽 大河さんが経営している
    「裏の製作所」だ。俺たちの逃亡用の道具や…
    その他色々と作ってくれてるので、頭が
    上がらない。
    「愛華姐さん、ちょっと良いー?」
    【あ"?…ああ…ターコイズかよ。お前が
    怪我するなんて珍しいな。どこ怪我した?】
    「左の足首。撃たれたー」
    俺は左足を捲って見せる。
    【弾は…貫通してんな。消毒して包帯巻いときゃ
    大丈夫だろ。…ちっと動きにくくなるけどな】
    愛華姐さんは消毒薬で俺の足首を消毒し、
    包帯をぐるぐると巻く。
    「おー凄い、めちゃくちゃ動く」
    【はは、帝大医学部の主席卒業生舐めんなよ】
    『…リーダー、そろそろ…』
    「あ!そうだった、宝石持ったまんまだった!」
    俺は急いで別れを告げ、巽工具製作所を
    飛び出してアジトに戻った。
    ーーーーーーーーーーーー
    [あれ、リーダー。遅かったね]
    トリフェーンがモニターから顔を上げて言う。
    「ごめんごめん、ちょっと手間取っちった。
    ほい、ウレキサイトとカルセドニー」
    俺は宝石をトリフェーンに投げる。
    [うーん、そうだね…これならウレキサイトは1000万くらい、カルセドニーは3000万くらいで
    売れるかな]
    「4000万くらいかー」
    [そうだね]
  • 76. とーめ 2019/01/17(木) 18:42:23
    73. 林檎s→よろしくお願いします(^^)
    74. 御鏡s→あの方とは別なんですね、なるほど!(超理解)
  • 77. セシル 2019/01/17(木) 18:45:34
    ショタ殺人鬼の1章も載せておきます!

    「なーに?お兄さん、僕に用?」
    彼は俺を見て無邪気な表情で聞いた。
    『えっと…俺は刑事の赤井林檎って言うんだけど。
    君の力が捜査に必要だから、借りに来たんだ』
    そう言うと彼は嘲笑うような表情を見せる。
    「ふーん…どうして?大人って【子供より頭が
    良い】んでしょ?どうして子供の力を
    借りないといけないの?」
    …まだ子供らしいあどけなさを残しつつも、
    頭の良さは化物級だ。力を借りざるをえない。
    『…お兄さんたち警察の大人は馬鹿なんだ。
    だから、君の力を借りたいんだ』
    俺がそう言うと彼は意外そうな顔をする。
    まるで、馬鹿にされて怒ると計算していたのが外れたかのようだった。
    「へぇ、意外。大人にもお兄さんみたいな
    ちょっとはマシなのがいるんだね。
    …うん、僕お兄さんの事気に入っちゃったよ!
    これからお兄さん以外の大人には
    力貸さないから、僕に力を借りたいなら
    お兄さんが頼みに来てよね!」
    彼は無邪気に微笑む。
    これは喜んで良いこと、なのか…?
    とにかく、俺は話してみることにした。
  • 78. 御鏡 2019/01/17(木) 21:09:17
    The プチ連載【素顔】~ファウスト・カレス~序章

     黒屋敷、サーカステント、診療所、異形館。この四つは
    隣接していて、住人達は互いに面識を持っており、全ての住人は
    とある人物を非常に大切に思っていた。ところで、診療所の主である
    ファウストは、今日が休診なのを良い事に、呑気に読書をしていた
    (因みに彼の頭に、昼寝と言う文字は無い)。

     そんな時、ふと診療所の戸が叩かれた。彼は、“あの娘”が
    来たのだろうと思い、診療所の戸を開けた。しかし、そこに
    立っていたのは…

    「よぉ、名医カレスさん…この写真に写ってんの、誰か解るよなぁ?」

     卑下た笑みを浮かべた男だった。男の手には一枚の写真が
    握られており、誰が写っているのか理解したファウストは、相手に
    悟られないよう、紙袋の下でギリ、と唇を噛んでから、低く呟いた。

    「エマさん、ですネェ…」
    「そ、エミリー・ホプキンス。アンタとその仲間の家に良く
    出入りしてる女だ。今コイツは兄貴ん所にいる。アンタが大人しく
    俺に着いて来れば何もしねぇよ…多分な」

     写真に写っていたのは、エミリー・ホプキンス…皆は愛称のエマと
    呼ぶ。写真の中で彼女は、猿轡をされ、手足を縛られていた。
    それだけでも酷い怒りを覚えるのに、“多分”何もしないだと?

    「ふざけるのも大概にしてくださいネ?」

     男が背を向けると同時に、ファウストは壁に立て掛けていた、
    愛用する巨大なメスに手を伸ばし、男の両の腕と脚とを、
    瞬時に切り落とした。
  • 79. 林檎 2019/01/17(木) 21:10:08
    セシル様>>怪盗っ!(*ノ▽ノ)愛華姐さん好きです(笑)
         ショタ殺人鬼きましたぁっ!赤井林檎いただきましたぁあ
         ありがとうございます(笑)
              
  • 80. 御鏡 2019/01/17(木) 23:25:57
    The プチ連載【素顔】~ファウスト・カレス~第一章

     黒屋敷の住人であるハスター・ド・カルトは、自身の愛用する
    大鎌の手入れをしていた。と言うのも、異形管理協会副協会長である
    友人から、仕事をしないならせめて武器の手入れをしろと、
    叱咤を受けたからである。彼は、その言葉に従って手入れをしていた。

    「死神様」
    「…ファウスト…か…何だ?」

     背後から聞こえた医者の声に反応して振り向いた彼は、ローブの
    奥で、五つある目を全て見開いた。理由は単純だ。

    「すみませンネェ…ちょっと“これ”の記憶を見て戴きたいのですヨ」

     その医者は、殺人鬼は、人間だったであろう“物”を持って立っていた。
    四肢は切断され、舌を切られたのだろうか、口からは夥しい量の血が
    溢れ出て、その双眼は抉り出されていて、本来黒い眼窩が紅く染まり
    死の瞬間どんな表情をしていたのかも解らないようなそれ。しかし、
    ハスターはしっかりと、恐怖を感じ取った。

    「…お前、何をした?」
    「…エマさんが拐われたようなのでネ。迎えに行こうと
    思ったンですが…それの舌、切り落としてから気付いたンですヨ、
    場所を聞き忘れていた事にネ…」

     その言葉を聞き、ハスターはファウストの持ってきた遺体から記憶を
    抜き取り、そのままファウストに伝えた。礼を言い、彼はエマが
    囚われる地へ向かう。その背を見て、ハスターは密かに思う。

    (奴を敵に回すのは…不味いな…)

     彼が死体の記憶を見ようとして、一番最初に見たものは…
    ファウストが、死体になる前の男を、狂気に染まった笑みを浮かべ、
    狂喜の声で、男を切り刻みながら笑う映像だった。
  • 81. セシル 2019/01/18(金) 05:26:46
    御鏡さん→ファウスト先生好きです!(*´∀`)♪

    新作の序章、載せておきます!
    (排/気/ガ/ス/サ/ー/ク/ルと似た感じで、
    列車と駅をモチーフにしました!)
    (ラビくんたちの新話はまだ制作中です(´・ω・`)

    ー この街の駅には、不思議な噂がある。
    「疲れた人間には、“周りと違う列車”が見える」
    「“異世界電鉄◯◯世界行き”のチケットを
    持っていると、書いてある世界へ行ける」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    …僕は、噂通り疲れているんだろう。
    やけに古臭い列車が見える…。
    僕のチケットには…

    (主人公の持っているチケットはどこの世界
    行きか皆さんに決めていただきたいと
    思います!

    モノクロ世界→車掌 ラインハルト・ドラグニル

    黄泉世界→車掌 ケイ・フェリックス

    海底世界→車掌 ルイ・ブルーフォレスト

    月光世界→車掌 ファルク・クイーン

    逆転世界→車掌 ガブリエル・アイザック

    天空世界→車掌 ルシファー・ユングウィ

    平行世界→車掌 ルナ・フォレスト

    夜の来ない世界→車掌 サフィア・ノートルダム

    架空世界→車掌 ジェイド・スノウバード

    四季のない世界→車掌 コナー・オーシャン

    朝の来ない世界→
    車掌 クレセント・ノーストラッド

    小人世界→車掌 サフィア・ルーツレス

    巨人世界→車掌 ディア・ノーストル

    機械世界→車掌 ライム・フェリアート
  • 82. セシル 2019/01/18(金) 17:00:02
    皆さま→新しく神社を舞台にした和風の小説を
    連載しようかと考えているのですが、
    どうでしょうか?
  • 83. シュトフ 2019/01/18(金) 17:42:26
    ファウスト先生好き。

    神社が舞台となると…妖系ですかね?

    そうそう皆さん。私の友人がこのトピックに参加していいかと言うのですが
    よろしいですか?
    「シュトフに送ってたら鮮度が落ちる」略
    (入りたい)とかいう訳分からん言い訳をされてる 状況です。
    とっても人見知りなんです。わかってやって下さい
  • 84. シュトフ 2019/01/18(金) 17:51:33
    一応、途中経過載せときます

    気持ち悪い
    街に出て一言そう思った。
    誰一人出歩いておらず、車も走ってない
    まるで水底の様に暗く、耳鳴りがするほど静か
    通り過ぎる明かりの消えた家々は墓場に並ぶ墓石を連想させる程無機質だ。
    夜だとしても、これほど静かで人の気配を感じなくなるのは異常だと初めてこの地に来たロイでも分かった。
    歩き慣れたハルに連れられ道を曲がるが
    その先が本当に現実の世界なのかと疑いたくなる。交差点。T路地。曲がり角。それら全てが
    異形に繋がってるとさえ思ってしまう
    夜ってこんなに恐ろしいんだ。
    普段意識もしなかった事に改めて気づく
    色も光も音も全てを黒く塗り潰して、別世界の様に変えてしまう。
    そして、大きな変化としてロイの目に映ったのは、人ではない者達が我が物顔で歩き回っているという事。
    あそこにも。
    ここにも。
    あらゆる所"ヤツラ"は居る。
    墨汁を零したような影が歩いていたり、かろうじて手脚と呼べそうなモノをギクシャクと交互に動かしながら、民家の間、細い道を忙しくなく移動している。

    あそこにも。

    白くてぼんやりとした影が歩いている。全く目的があるような動きをしない
    向かいの塀に入って行ったと思ったら次は後ろの電柱から顔を出すなんて事。
    逃げても突然前に居る、そんな事ばかり。

    そっちにも。

    ふやけ膨らんだ灰色の赤ちゃんが道路をハイハイしている。親を求め泣く声は無性に恐怖を駆りたてるおぞましい声。
    何処に逃げてもヤツラは居る。塀の裏。電信柱の影。路地の隙間。街の至る所にきっとコイツらがいない所を探す方が難しい
    街の様子をハルの手を握り看板や草むらの陰に隠れロイは見ていた。
    山での出来事がちっぽけに感じる程
    物陰から物陰へと移動しながらハルの言うユイちゃんの家付近まで来たが看板から出る勇気が出ない。
    ぐっと唾を飲み込み自分の傍で震える小さなハルを見て次の看板まで走った。

    ハルの導きでユイの家まで来たが、人の気配を感じない。唯一2階の開いた窓から風に揺られ躍るカーテンが、ここに人の居ることを示していた
    玄関にはペットボトル、コンビニ弁当の空き箱のようなものが詰まったゴミ袋が山積みされ
    中で西瓜の種のような物が動いている

    「ユイのお母さんはね。ご飯を作れないくらい忙しいんだって。」

    隣にたち、ロイの手を握るハルが躍るカーテンを見つめ更に言う

    「だから何時も、あの子達の居る空き地居るの」

    あの子達…というのがロイには理解出来ないが
    次の目星は空き地だという事になった。
    道中何があるか分からないが、次への目的があると少し希望と勇気が持てる
    気配を伺いながら門を出ると家の前の道を小さな茶色の塊が横切った。
    ロイがそれを追うより速く、ハルが手を離れそれを追いかける
  • 85. セシル 2019/01/18(金) 19:13:26
    シュトフさん→大体はそうです!
    あと…友人さんの件、自分は大丈夫です(*´∀`)♪

    (このお話では主人公の名前が「×××」と
    表記されています。この意味は後々分かること
    ですので、ご了承ください!)

    僕の住む街の神社「彼岸百合神社」には
    お祭りの日に伝わるこんな言い伝えがある。
    「お祭りの日、御堂の方に行ってはいけない」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    今日は待ちに待った天神祭りの日だ。
    僕は隣に住んでいる幼馴染みを誘いに行った。
    「ねえ、百合。今夜の天神祭り、一緒に
    行こうよ」
    百合…僕の幼馴染みである「彼」はいつも通り、
    にっこり笑って答えた。
    【うん、いいよ。×××と一緒に行くなら】
    僕はその答えを聞いて安心し、夜になるまで
    待った。
    ーーーーー

    〔×××!もう百合くん待ってるよ!〕
    …しまった、少し寝すぎたみたいだ。
    僕は急いで浴衣に着替え、家を出る。
    「ごめん、待った?」
    【ううん。今来たところだよ】
    「じゃ、行こっか」
    ーーーーーーーーー

    僕たちは夜店で賑わう天神祭りの会場に
    着いた。
    【わぁ…毎年の事だけど、賑わってるね】
    「そうだね」
    …ここで僕は大事な事を思い出した。
    御堂の方にお面を忘れてきたのだ。
    ふと言い伝えが頭をよぎったが、僕は百合に
    待っていてもらう事にして御堂の方へ行った。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「あった!」
    僕は御堂の端に置いてあったお面を手に取る。
    可愛らしい兎の顔が象られた半面だ。
    「後はこれで戻るだけ…」
    僕は戻ろうとして、異変に気付いた。
    …あれ、おかしい。
    御堂の階段が降りられないのだ。
    透明な壁に阻まれているみたいに、足が
    進んでくれない。
    下に夜店の近くで待ってくれている百合が見える。
    早く、帰らないと…百合を待たせてしまう。
    僕が階段に悪戦苦闘していると、何処からか
    透き通った少年の声が聞こえる。
    『…其処で何してるの?』
    「あ…君、ちょっと手伝ってくれないかな?
    階段を降りられなくて…」
    僕が声の方に呼び掛けると、浴衣を着て
    狐の半面を着けた僕と同じくらいの少年が
    姿を見せる。
    『…別に構わないけど…帰り道は気を付けなよ』
    彼が言って階段に手を翳すと、急に足が
    軽くなった。
    「あ、ありがとう」
    僕が少し戸惑いながら言うと、彼はふいと
    そっぽを向いて御堂の方へ歩いていって
    しまった。
    …彼は一体何者だったんだろう?
    僕は疑問に思いながらも下で待ってくれていた
    百合に謝り、お祭りを楽しんだ。
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    【×××、そろそろ帰ろうよ】
    確かにもう、真夜中近くになっている。
    「そうだね、懐中電灯付けながら帰ろう」
    僕は懐中電灯のスイッチを入れ、百合と共に
    暗い山道を暫く歩く。
    そういえば…狐の半面を付けた彼が言っていた、
    『帰り道は気を付けなよ』とはどういう
    意味なんだろうか?
    僕はその疑問を頭の隅に押しやり、
    歩き続ける。
    ーーーーーーー
    【じゃあね、×××。また明日】
    百合と僕は家の前に着き、別れた。
    「うん、またね」
    僕はひらひらと手を振り、百合を見送った。

    …この日を最後に、僕の日常が終わりを
    告げる事も知らずに。
  • 86. とーめ 2019/01/18(金) 19:23:55
    80. 御鏡s→ハスター・ド・カルト…?五つある目…(アイデア値成功)あの方かな?いあ・いあ!(お目目グルグル)

    81. セシルs→どれも面白そうですね…!自分は四季のない世界に興味がありますね。

    82. セシルs→神社を舞台にした和風の小説ですか。祟り神さまとかいそう(適当)
  • 87. シュトフ 2019/01/18(金) 19:44:17
    とーめさん<<何となく。ハスターで「おん?」って思ってたけどとーめさんのお陰でピンと来た。あのお方だ!

    御鏡さん<<推し(ファウスト先生)がどの様に
    狂ってくれるのかたのしみです
    いや、元から狂ってるか

    セシルさん<<何となーく、四ツ目神っていうスマホゲームを思い出しましたごめんなさい
    この小説のBGMは-古都に咲く花-で決まりですね。(自分勝手)
  • 88. セシル 2019/01/18(金) 20:09:56
    シュトフさん→そうです!この小説の元は
    四ツ目神から来ているんです!(*^^*)
    個人的に大好きなゲームだったもので…!
  • 89. 林檎 2019/01/18(金) 20:11:39
    御鏡様>>ファウスト先生のお話好きです♥

    セシル様>>どの世界も面白そうですね✨黄泉世界とか面白そう!!
         和なお話!続きが気になる…!

    シュトフ様>>表現が綺麗でカッコいいです((((;゜Д゜)))



    あと‥‥絵なんですが載せてもよろしいですか‥‥?
    小説は消してしまって‥‥(((((((・・;)
  • 90. セシル 2019/01/18(金) 20:22:17
    林檎さん→自分は大丈夫ですよ(*^^*)
  • 91. とーめ 2019/01/18(金) 20:37:19
    89. 林檎s→いいと思いますよ~
  • 92. シュトフ 2019/01/18(金) 20:44:55
    林檎さん<<あざっす。お化けの表現が自分の中では一番苦労しましたし、現在進行形で苦労してますw
    絵見たいなぁ…
  • 93. 御鏡 2019/01/18(金) 22:23:26
    大体ファウスト先生の受けが良い件。
    ファウスト「私…今モーレツに感動してマス…」
    ハスター「…我…仕事放棄した…」
    あー…ハッさんはほら。異形管理協会協会長として各地を
    奔走して「ない」…
    ハスター「このローブの下の素顔を見て良いのは…?」
    ファウスト「私の素顔と同じように…」
    二人「死を迎える覚悟のある者だけ」
    ファウスト「あ、シュトフ様。アナタの御友人がこの場に来るの、
    私とっても楽しみにしてますからネ?」
  • 94. 御鏡 2019/01/18(金) 23:49:54
    The プチ連載【素顔】~ファウスト・カレス~第二章

     薄暗い廃ビルの入口。道を誤った若者達が屯するような、暗い路地。
    そこに突如、巨大な扉が現れた。

    「…間違いありませン…ここですネ…」

     中から出て来たのは、嘗て殺人鬼と化した名医、ファウスト。
    彼は今、憤りを感じていた。エマを守れなかった己に対して。
    正に外道と呼べるような扱いをエマにした連中に対して。エマを
    無事に救うと心に決め、彼はビルの中に足を踏み入れた。

     一階…流石に誰も居ない。二階…まだ誰も居ない。三階…四階…
    五階…声が聞こえる。上に誰かが居ると確信した。六階…そこは
    今までの階層とは全く違う、遊戯場だった。エマにあんな仕打ちを
    受けさせておいて、自分達は悠々と遊んでいるその姿に、
    ファウストの中で何かがプツリと、音を立てて切れた。刹那、彼は
    ポーカーをしている真最中のテーブルをメスで細切れにする。
    座っていた、カウボーイ風の男が声を荒げ、立ち上がった。

    「いきなり何しやがる旦那っ…!!アンタ、ここのもんじゃねえな…!?」
    「…あの子は、何処ですか」
    「?…嗚呼、あのセニョリータの事か…ヘッ、そんなに知りたきゃ
    俺を倒してからにするんだな!!俺ァ西部の男ニール。ガンマンだ!!
    旦那、アンタは?」
    「…私はファウスト。流浪の医師ですヨ」
    「オーケー、ファウストの旦那…正々堂々と勝負だ!おいお前ら、
    手ェ出すんじゃねえぞっ!!」
    「「「了解、ニールの兄貴!」」」

     ニールの部下と見られる男がゴングを鳴らすと、ニールは腰の銃に
    手を掛け、素早くファウストに向ける。しかし、そこにファウストは
    居なかった。

    「一体何処に?…上かッ!!」
    「中々勘が鋭いですねぇ、私の転移先を見抜くとは…!!」

     ファウストがメスで斬りかかるも、ニールはそれを弾き返す。
    追い撃ちを掛けるように銃を放てど、ファウストは弾丸を真二つに、切り落とす。二人は攻防の手を緩める事は無く、その度に加速した。
    最早ニールの部下達に、二人の姿は見えなくなっている。

    「…ッ、しまった…!!」

     長い長い攻防の末、ファウストはその身長の高さからバランスを
    崩した。ニールがその瞬間を見逃す訳が無い。

    「悪ぃなファウストの旦那。俺も仕事なんだ…違う出会い方だったら、
    ダチになれたかもな…眠れ」

     そう言って、ニールはファウストの額に銃を突き付け、
    引き金を引いた。
  • 95. セシル 2019/01/19(土) 05:51:22
    和風小説の続きを…

    僕が天神祭のあの日、御堂に行ってしまってから
    街に奇妙な現象が起き始めた。

    「…もう一回行こう、あの御堂に…」
    僕はそう決心し、彼岸百合神社へと歩を進めた。
    ーーーーーーーー
    彼岸百合神社に着いた。
    …天神祭り以外の日は、酷く静まり返っていた。
    僕は静かに深呼吸をし、御堂までの階段を登る。
    ーーー
    『…君、また来たの』
    僕が御堂に着いた時、またあの透き通った
    少年の声が聞こえた。
    「そうだよ」
    僕が答えると、昨日と同じように…狐の半面を
    付け、紅葉の染め付けられた浴衣を着た少年が
    御堂の後ろから出てくる。
    『…何で、来たの』
    彼の声には、僅かながら怒りが籠っている
    ようだった。
    「…この街で起きてる、奇妙な出来事…僕が、
    あの日…御堂に上がったからだって思って」
    僕が言うと、彼は口許を静かに上げた。
    『…よく分かってるね。…君、名前は?』
    「×××、だよ。君は?」
    『…僕は【出雲】だよ』
    彼は僕に手を差し出す。
    『…僕と一緒に来るなら、この悪夢を
    終わらせられるかもしれない。…でも、僕の力
    だけじゃ終わらないかもしれない。
    …もう、平和な日常には戻れないんだよ。
    …その覚悟は、君にあるの?』
    彼は真剣な顔で言う。
    僕は彼の手を握り返し、言い放つ。
    「勿論、あるよ」
    『…良い返事、だね。なら…付いてきて』
  • 96. セシル 2019/01/19(土) 06:21:54
    「ジュエリーズ」の続編を…

    今日は久しぶりに怪盗団「ジュエリーズ」と
    しての活動は休みだ。
    オパールは「雛月綾乃」としての活動が
    あるから、と言って朝からアジトを出ていった。
    セレスタイトとブラッドストーンは
    高校の宿題をし終わった後、二人でカラオケに
    行った。
    トリフェーンはウレキサイトとカルセドニーの
    売却。
    アクアマリンは…特に何もないらしく、
    自分の席でスマホを操作している。
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    (読者の皆様だけに、「ジュエリーズ」のアジトの
    構造を公開いたします!)
    「ジュエリーズ」のアジト…実はオパール
    「雛月綾乃」の実家の地下室なのだ!
    スーパーコンピューターに勝るとも劣らない
    最新機器の数々が置いてあるのは副リーダー、アクアマリンの席である。

    その横にある、マンガやらが山積みにされた
    デスクはリーダーであるターコイズの席だ。

    二つ並んでいる、整然としたデスクは
    セレスタイトとブラッドストーンの席である。

    一番隅の方にある、小説やらパソコンやらで
    ごちゃごちゃとしたデスクはトリフェーンの席だ。

    地下室ではあるが…奥の方には訓練室や準備室
    など、本来地下室にあるべきでないものはある。
    ーーーーーー
    「なー、アクアマリン!」
    アクアマリンはゆったりとスマホから顔を上げる。
    『…何だ、リーダー』
    「暇じゃね?」
    『…ああ、確かにな…』
    「俺らさ、二人でどっか出掛けた事なくね?」
    『…そうだったか?』
    「絶対そうだって!今日暇なんだしさ、どっか
    行こうぜ!」
    『ああ、別に構わないが…どこに行くんだ?』
    アクアマリンはスマホに顔を戻した。
    「そーだなー…ボウリング場とか?」
    アクアマリンはこう見えてダーツが大の得意
    なのだ。
    俺はボウリングとカラオケ、リズムゲーが
    得意だ。
    『…「利害の一致」だな、リーダー』
    アクアマリンが笑う。笑った顔を見るのは
    久々だ。
    「じゃあどこのボウリング場にすっかなー…」
    『…◯◯ボウリングセンターはどうだ?』
    「あ、良いじゃん!行こうぜ!」
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    「アクア…じゃねぇ、桜!ダーツ
    あるぜ!」
    俺はダーツボードを指差す。
    『…ああ』
    アクアマリンはダーツを持つと、特に狙いを
    定めるわけでもなく三本投げる。
    全部真ん中に刺さった。
    「おー、凄ぇ!」
    『…リーダー…おっと、真白の得意なのは
    やらなくていいのか?』
    俺たちはここでは、本名で呼び合っている。
    そりゃあ、同年代の男子二人が「リーダー」
    「アクアマリン」なんて呼び合っていたら
    ビックリするだろう。だからだ。
    俺はカラオケルームに入る。
    「俺、ジュース取ってくるけど…桜どうする?」
    『…コーヒーでいい』
    「ん、りょーかい!」
    俺はカラオケルームを出て、ドリンクバーへ
    行く。
    先客がいたらしい。コーヒーの所に俺と
    同年代くらいの青年…いや。
    「日向…だよな?」
    相手は驚いたらしく、顔を上げる。
    やはり相手は「セレスタイト」緑川日向だった。
    《リーダー!?》
    「しっ、大声でリーダーとか言うなよ」
    《ご、ごめん…》
    俺たちは同じ所に来ていたらしい。
    セレスタイトいわく、今はブラッドストーンが
    歌っているそうだ。
    《ブラッド、すっごく歌上手いんだよ!
    びっくりしちゃった》
    「へー、意外だな」
    俺たちはしばらく楽しみ、四人で帰った。

    (今回は休日の彼らを描いてみました!)
  • 97. シュトフ 2019/01/19(土) 07:28:37
    御鏡さん<<先生。ありがとうございます!
    友人も先生に会うの楽しみにしてるらしいので
    よろしくお願いします!
    あと。カッコイイっすわ(((o( ´。›ω‹。` )o)))!♡

    セシルさん<<本格的に妖関連が出て来る予感…!
    勝手にですが、現在の自分の勉強机として最も近いのがトリフェーンくんです。
    ホントにゴチャゴチャしてるから読みたい小説とか見つからないw
  • 98. 雨露 2019/01/19(土) 07:42:13

    Hni 0008 jpg

    この画像の子は下の小説の楓ちゃん、ということです。


    暑い。暑すぎる。
    今日の夜そう思った。なんだこの暑さ。
    というわけで外に出たのだが、暑さがまだ収まらない。
    騒がしい音達が耳に入る。……あいつら、まだやってるのか。飽きないなあ。
    もう無理、あれは無理。酒強すぎだろ。
    なんて思っていれば、後ろから足音がした。
    振り返ればそこには灯真が。……少しびっくりしたなんて思ってないから。
    少しの間沈黙が流れた。
    謎の沈黙なので、とりあえず破ろうかと、一言喋る。

    「……君。」

    相手の澄んだ赤い瞳を見ながら、私はそう短く言った。
    不思議そうに相手は此方を見る。

    「なんですか?」

    不思議そうにしていた表情は優しい笑顔に変わった。
    その優しい笑顔が見たくない。いつも私を惑わしてくれる。
    なのに、見たいって思う自分もいる。
    そんなことをぼやかすために、相手から目をそらした。

    「……嫌い。」

    酔ったせいか、嫌いだと思ってたせいなのか、ポツリ、と言葉が零れた。
    つい言ってしまったその言葉に気付くのはほんの数秒後だった。
    灯真は驚いたような顔をしたが、何も言わない。

    「……嫌い、もうやだ。何で置いていっちゃうの?」

    本音が漏れる。こんなこと言いたくないのに。
    灯真も驚いた顔をしたまま。私普段本音言わないからね。

    「みんなみんな成長していく。どうして私は成長しないの?」

    自然に涙が出る。
    泣いていることを見せたくない。そう思って相手に背を向ける。そしてそこから去ろうとした。

    「…………楓さん。」

    去ろうとした瞬間、後ろから声をかけられ、思わず足の動きを止めた。

    「なに……っ。」

    そう言って振り返ると、何かに包まれた。
    いい匂い、とか柔らかい、とか思ったけど、いまいち状況が分からなかった。

    抱き締められているのか。

    状況が分かったとき、頬が熱くなった。それと同時に、ほっとした。

    ああ、そうか。私は話を聞いてほしかったんだ。辛いのをはき出したかったんだ。

    ほっとする。
    ……やっぱり灯真は、嫌いになりにくいやつだ。



    何故私は学習しないの…もう……返信遅くなったりデータ消えたり……( ごめんなさい )


    セシル様>>
    なんですもう凄く好きですッ!!!((
    世界観とかもう素敵すぎて……好き……
    好きな和風ジャンルきたこれ……((
    好きですもう。
    色々なお話、すっごく読んでて楽しいです。

    林檎様>>
    ありがとうございます!

    絵、見たいです…(

    シュトフ様>>
    お化けッ(()表現力がもう好きです((
    ……目を清めてきます

    いいですよいいですよ!友人さん大歓迎です!

    御鏡様>>
    すっごい好きです((
    伽羅達好き……面白いしかっこいいし可愛いところもあって……

    とーめ様>>
    はじめまして!よろしくお願いします!
    ですよね!!皆様の作品好き素敵……((
  • 99. 底辺のドル 2019/01/19(土) 08:17:58
    失礼します。
    シュトフから「全員の許可おりためう!!」って送られてきたので、やって来ました
    Nちゃん・エイマーさんの育ての親
    底辺のドルです。
    まだ、前回トピ含めた皆さんの作品は全て読破出来ていないので時間をかけてゆっくり
    消化不良を起こさないように読んでいきたいと思ってます。
    まだまだ未熟な者ですが今後ともよろしくお願いします。

    現在の進行状況的なのですが
    Nちゃん・エイマーさんの属する【魔法の使える世界で】にて登場する。私個人で推してる
    愛称-教え子コンビ-の、ほのぼのを書いてます
    教え子コンビについてはシュトフの方に
    プロフを載せるよう言っておきます
  • 100. 雨露 2019/01/19(土) 08:32:47
    底辺のドル様>>
    はじめまして……いや、お久しぶり、です?( 記憶力 )

    ……呼びタメ歓迎ですのでどうぞよろしくお願いします!
    皆様の小説、とっても素敵ですよ~。無理しないようゆっくり読んでくださいね。

    何それとっても美味しそうですn((
    待機してます!
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