トーク画バナー

雑談


こけしが怪談集めてみた

  • 1. こけ子 2018/01/06(土) 14:19:55
    トピ名の通りです。別トピで怪談の話が出たゆえに
    ここにまとめることにしました。
    言うまでもないがホラー注意だよ〜お気を付けて。
    おkな方は楽しんでいってください(`・ω・´)
  • 2. こけ子 2018/01/06(土) 14:25:46
    俺の自作じゃなくて2chから持って来ました。

    私が生まれ育った街は静かでのどかな田舎町でした。
    目立った遊び場などもない寂れた街だったのですが、
    一つだけとても目を引くものがありました。
    町の外れ、田んぼが延々と続く道にぽつんと建っている
    一軒の空き家です。

    長らく誰も住んでいなかったようでかなりボロく、
    古くさい田舎町の中でも一際古さを感じさせるような家でした。
    それだけなら単なる空き家…で終わりなのですが、
    目を引く理由がありました。
  • 3. こけ子 2018/01/06(土) 14:35:42
    一つは両親など町の大人達の過敏な反応。
    その空き家の話をしようとするだけで厳しく𠮟られ、
    時にはひっぱたかれてまで怒られることもあったぐらいです。
    どの家の子供も同じで、私もそうでした。

    もう一つは、その空き家にはなぜか玄関がなかったということ。
    窓やガラス戸はあったのですが、
    出入口となる玄関がなかったのです。以前に誰かが住んでいたとしたら、どうやって出入りしていたのか?わざわざ窓やガラス戸から
    出入りしていたのか?

    そういった謎めいた噂が興味をそそり、
    いつからか勝手につけられた「パンドラ」という呼び名も相まって
    当時の子供たちの一番の話題になっていました。
  • 4. 彩香 2018/01/06(土) 17:26:37
    来たぜっ!!怪談話楽しませてもらうぞ~!
  • 5. こけ子 2018/01/07(日) 09:49:03
    いらっしゃい〜ゆっくりしていってねwww
    続きいくで〜

    私を含め大半の子は何があるのか調べてやる!と

    探索を試みようとしていましたが普段その話をしただけでも
    親たちが怒るというのが身に染みていたため、なかなか
    実践できずにいました。

    場所自体は子供でも難なく行けるし、人目もありません。
    たぶん、みんな一度は空き家の目の前まで来たことがあったと
    思います。しばらくはそれで雰囲気を楽しみ、
    何事もなく過ごしていました。
  • 6. こけ子 2018/01/07(日) 09:58:56
    私が中学に上がってから何ヶ月か経ったころ、ある男子が
    「パンドラ」に興味を持ち見てみたいと言い出しました。
    名前をAとします。

    A君の家はもともとお母さんがこの町の出身で他県に嫁いで
    いったそうですが離婚を機に実家であるお祖母ちゃんの家に
    戻ってきたとのこと。

    A君自身はこの町は初めてなので、パンドラの話も全く知らなかったようです。その当時私と仲の良かったB君、C君、D子の内、
    B君とC君が彼と親しかったので自然と私達の仲間内に
    加わっていました。

    五人で集まってたわいのない会話をする時、私達が当たり前の
    ようにパンドラという言葉を口にするので、気になったA君が
    それに食いついたのでした。
  • 7. こけ子 2018/01/07(日) 10:10:47
    「うちの母ちゃんとばあちゃんもここの生まれだけど、
    その話聞いたらオレも怒られんのかな?」
    「怒られるなんてもんじゃねぇぜ?
    うちの父ちゃん母ちゃんなんか本気で殴ってくるんだぜ!」
    「うちも。意味わかんないよね」

    A君にパンドラの説明をしながら、みんな親への文句を言い始めます。ひととおり説明し終えると、一番の疑問である
    「空き家に何があるのか」という話題になりました。

    「そこに何があるかってのは誰も知らないの?」
    「知らない。入ったことないし聞いたら怒られるし。
    知ってんのは親達だけなんじゃないか?」
    「だったらさ、何を隠してるのか俺たちで突き止めてやろうぜ!」

    A君は意気揚々と言いました。
  • 8. こけ子 2018/01/07(日) 10:17:29
    親に怒られるのが嫌だった私と他の三人は最初こそ渋って
    いましたが、Aのノリにつられたのと、今までそうしたくても
    できなかったうっぷんを晴らせるということで、
    結局みんな同意します。

    その後の話し合いで、
    いつも遊ぶ時によくついてくるD子の妹も行きたいということになり、六人で日曜の昼間に作戦決行となりました。

    当日、わくわくした面持ちで空き家の前に集合、
    なぜか各自リュックサックを背負ってスナック菓子などを持ち寄り
    みんな浮かれまくっていたのを覚えています。
  • 9. こけ子 2018/01/07(日) 10:28:00
    前述のとおり、問題の空き家は田んぼに囲まれた場所に
    ぽつんと建っており、玄関がありません。
    二階建ての家ですが窓まで登れそうになかったので、
    中に入るには一階のガラス戸を割って入るしかありませんでした。

    「ガラスの弁償くらいなら大したことないって」
    そう言ってA君はガラスを思いっ切り割ってしまい、
    中に入っていきました。
    何もなかったとしてもこれで確実に怒られるな…と
    思いながら、みんなも後に続きます。
  • 10. こけ子 2018/01/08(月) 09:24:21
    「何もないじゃん」
    「普通だな~何かしら物が残ってるんだと思ってたのに」

    何もない居間と台所をあれこれ見ながら、男三人はつまらなそうに
    持ってきたお菓子をボリボリ食べ始めました。

    そこは居間でした。左側に台所、正面の廊下に出て左には浴室と
    突き当たりにトイレ、右には二階への階段と、
    本来玄関であろうスペース。

    昼間ということもあり明るかったですが、
    玄関が無いせいか廊下のあたりは薄暗く見えました。
    古ぼけた外観に反して中は予想より綺麗…
    というか何もありません。家具など物は一切なく、
    人が住んでいたような跡は何もない。台所や居間も
    かなり広めではあったもののごく普通。
  • 11. こけ子 2018/01/08(月) 09:27:10
    「てことは、秘密は二階かな」
    私とD子はD妹の手を取りながら二階へ向かおうと廊下に出ます。

    しかし、階段は…と廊下に出た瞬間、
    私とD子は心臓が止まりそうになりました。
Ribbon cmt